サステイナブルな取り組み「ボンポワン・ヴィンテージ」って?
Fashion 2022.09.29
ボンポワンが、子どもとの想い出の詰まった大切な服を新たな家族のもとで「次なる物語」を紡ぐ、サステイナブルな取り組みとして、子ども服の下取り・再販サービス「ボンポワン・ヴィンテージ」プロジェクトを始動。ボンポワン代官山店とボンポワン銀座店で販売が開始した。
1975年の創業以来、子ども服のクチュールハウスとして、パリのアトリエが持つ優れた技術のもと、上質でタイムレスな子ども服を提供し続けてきたボンポワン。すでに兄弟姉妹でお下がりを愛用していたり、大事な宝物のようにボンポワンの服を我が子の次の世代にも引き継ぎたいと大切に保管している家族も多いはず。一方、企業としてのボンポワンは、2020年5月からボンポワンの地域社会をサポートすること、また未来を担う子どもたちのためにサステイナブルなモノづくりを目指すことを根底とし、世界をチェリッシュする(=大切にする)という想いをもとに「Bonpoint Cherrysh(ボンポワン・チェリッシュ)」というプロジェクトをスタート。この度開始した「ボンポワン・ヴィンテージ」は、その一環。単なる子ども服のリサイクルというシステムとは異なり、日常においても特別な場面でも、成長の過程におけるさまざまな想い出に寄り添ってきたボンポワンの服を、新たな家族に受け継ぎ「次なる物語」を与えるサステイナブルな取り組みなのだ。
「フランスでは、子ども時代に着ていたボンポワンの服を、自分の子どもたちに引き継いで着させることは日常的に行われています。クチュールの技術で作られたボンポワンの服は、デザインでも縫製の面でも、時代を経ても古びることはありません。ボンポワンの服を回収し補修などを施し、新たなご家庭に受け継ぐことは、単純なリサイクルとは大きく異なる、想い出の詰まった服に、また違う新たな『次なる物語』を与えるという、人々を幸せにするサステイナブルな取り組みだと感じています」とボンポワンジャポンのCEOクリスチャン・ピアは語る。
「ボンポワン・ヴィンテージ」という、子ども服を時代を超えて継承していくサステイナブルなファッションへの取り組みは、短い期間しか着用することのない子ども時代の服に対し、上質さ、作りの確かさ、普遍的かつファッショナブルなデザインを貫いてきたボンポワンだからこそ実現できるプロジェクト。より多くの人々に、サステイナブルなファッションのあり方を考え、“本物”を手にする悦びを知り、そしてボンポワンの服を身近に感じ、楽しんでもらうきっかけになるはず。
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ボンポワン オンラインストア カスタマーサービス
tel : 03-4578-0827(月〜金 10:00〜19:00)
*ボンポワン・ヴィンテージの下取りなど詳細については下記を参照のこと。
www.bonpoint.jp/contents/bonpoint_vintage.php
text: Natsuko Kadokura