WE LOVE FASHION!が合言葉 エルヴィスを探して。
Fashion 2022.10.27
“キング・オブ・ロックンロール”ことエルヴィス・プレスリーを、2022年に再解釈するとしたら? ハードボイルドなレザーが主役のルックが多い今季、クールな佇まいで次なるフェーズへ。
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▶︎気分はエルヴィス・プレスリー! ハードボイルドなスタイルを。
ダブルバックルとトリオンフが刻印された金ボタンがエレガントな、艶やかなラムスキンのレザージャケットを主役に。スーパースターが纏うような煌めくスパンコールのTシャツとレザージャケットが共鳴する。
ジャケット¥792,000(予定価格)/セリーヌ バイ エディ・スリマン、中に着たシルバーTシャツ¥264,000(予定価格)/セリーヌ オム バイ エディ・スリマン(ともにセリーヌ ジャパン)
オーバーサイズにデフォルメされた男性的なレザージャケットに、メタリックな素材の繊細なペンシルスカートを合わせることでフェミニニティを追求した、相反するテイストが混在するスタイル。アイラインを引き、髪をブラックに染め、前髪を長めに垂らしたエルヴィスのスタイルは、当時「ガーリー」だと揶揄されることもあったという。リズム&ブルースとカントリー、ジェンダー、クラスなど、あらゆる垣根を超えたエルヴィスのスピリットは現代にも通じる。
ジャケット¥1,155,000、スカート¥478,500(ともに予定価格)/ともにプラダ(プラダ クライアントサービス)
薄く柔らかく均一になめした一枚革で仕立てた、驚くほど軽やかなドレス。ミニマルなドレスに、アシメトリーなトレーンが美しいボリュームを描く。実にエレガントな一着だから、ちょっと不良っぽく着こなすのが粋。
ドレス¥999,900、右手につけたバングル¥81,400、左手につけたブレスレット¥132,000、ブーツ(参考商品)/以上アレキサンダー・マックイーン
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クリーンで洗練されたジャケットとパンツのセットアップ。高揚感たっぷりの鮮烈なレッドを、全身で大胆に纏う。時にはこんなロックスターのようなドレスアップを楽しみたい。
ジャケット¥935,000、パンツ¥660,000、ブーツ¥352,000/以上ボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)
ハードなバイカーコートに身を包み、足元もロングブーツで決めたパワフルかつエネルギッシュなスタイル。余分な装飾のないレザーの艶やかさと流麗なシルエットが、女性的なエレガンスを強調する。
コート¥1,118,700、ブーツ ¥194,700/ともにクロエ(クロエ カスタマーリレーションズ)
エルヴィスのアイデンティティともいえる黒のジャンプスーツ。身体のラインにぴったりと沿うタイトなレザーが導くシャープなコントラストは、挑発的なパフォーマンスを引き立たせる自己表現のツール。うっとりと指を滑らせたくなるほどソフトな質感のレザージャケットは、肌に甘やかな影を落とすフリルのニットを中に忍ばせることで、ストイックな装いにロマンスの欠片をひとさじ。
ジャケット¥1,386,000、中に着たオールインワン¥739,200/ともにエルメス(エルメスジャポン)
セリーヌ ジャパン tel:03-5414-1401
プラダ クライアントサービス 0120-45-1913(フリーダイヤル)
アレキサンダー・マックイーン tel:03-5778-0786
ボッテガ・ヴェネタ ジャパン 0120-60-1966(フリーダイヤル)
クロエ カスタマーリレーションズ tel:03-4335-1750
エルメスジャポン tel:03-3569-3300
*「フィガロジャポン」2022年10月号より抜粋
photography: Mitsuo Okamoto styling: Mana Yamamoto hair: Yusuke Morioka (eight peace) makeup: Uda (mekashi project)