Kawakyun マリエが提案する、"永遠のレザーコート"。

Fashion 2023.03.03

PROMOTION

マリエさんが思いを込めたレザーアイテムが、ついに完成。人生に寄り添う、特別なアイテムたちを披露します。

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デザイン/マリエ パターン/池上大祐(ミレデザインズ) 制作協力/レファンズ

レザーという素材の魅力に惹かれたマリエさんが、「革きゅん」のプロジェクトに参画したのは2022年初夏のこと。ひとつひとつ表情の異なる、唯一無二の素材とも呼べるレザーを使って、一生かけて愛せるアイテムを作りたいという明確なコンセプトを、彼女は当初から抱いていた。環境に優しく、エシカルであること。マリエさんのものづくりの考え方に寄り添うように、彼女が選んだしなやかなレザーは、美しいトレンチコートへと姿を変えた。

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風に揺れる、軽やかなレザーコート。

「すごく軽いです! これだけたっぷりとレザーを使っているのに、こうして風に揺れるほど軽やかで、びっくりしました」
数ある候補の中から、触れた瞬間に「これだ!」と感じたという牛革のソフトレザー。マリエさんが羽織ると、コートの裾が潮風にゆっくりとはためく。冬の日差しを受けて、マットな艶をたたえたキャメルカラーのレザーがさまざまに表情を変える様子は、息を呑むほど美しい。

昨年末には、タンナーが丹精を込めて革という素材をつくる様子を目の当たりにしたマリエさん。ものづくりの現場で得られた感動は、そのままデザイナーである彼女の原動力にもなっていく。丁寧につくられた革を使って彼女がデザインしたのは、 “エターナル(永遠の)コート”と名付けた特別なアイテム。プロジェクトが始動した頃、臨月を迎えようとしていたマリエさんは、仕事を精力的にこなしながらも、身体の中に小さな命を授かったことで、生きていくことや未来についての考え方にも大きな変化が生まれていたようだ。

「レザーは長く使うほど、より愛着が増していくもの。だから1枚のコートという役割だけでなく、そのコートから大切なアイテムがいくつもつくり出せるのではないか、変化していくライフスタイルに一生寄り添ってくれるのではないか、と考えました」

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年代や性別に関係なくどんな人でも纏うことができるよう、ゆったりとしたフォルムに仕上げられたコート。前身頃の半分にはジャケットのようなデザインが施され、アシンメトリーでファッション性も高い。そして特徴的なのは、コートの内側に描かれた、まるで回路図のようないくつものパターン。このパターンに沿って裁断し、縫い合わせることで7つのアイテム——ファーストシューズ、犬の首輪、ショルダーバッグ、財布、タブレットケース、キーケース、トートバッグをつくり出すことができるのだ。

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コートとして愛用した後もずっと、持ち主の人生に寄り添ってくれるこれらのアイテムの制作に協力してくれたのは、革きゅんSLG企画などにも登場した、日本産革を使ってものづくりをする気鋭のクリエイターたち。なかでもいまのマリエさんにとって特別な意味をもつのは、生まれたばかりの娘に履かせてあげたいというファーストシューズだ。前回の記事でマリエさんが訪問した、バータム(Bartam)の薮内直也さんが手がけてくれた。
プロジェクト進行中に誕生した、愛らしい小さな女の子が、いつかその柔らかなシューズを履いて大地に立つ瞬間を、マリエさんは夢見ている。そしてもうひとつが、愛犬のためのレザーの首輪だ。長い年月を寄り添い続けてきた相棒もまた、彼女にとってかけがえのない存在。彼女と、彼女が心から愛する者たちを、同じレザーからつくられた日常に寄り添うアイテムが、優しく繋いでいる。

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ファーストシューズ、キーホルダー デザイン・制作協力/バータム(Bartam)

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ショルダーバッグ デザイン・制作協力/アフォーダンス(affordance)

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財布 デザイン・制作協力/リュトモス(RHYTHMOS)

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タブレットケース デザイン・制作協力/ギャレットワークス(GARRET WORKS)

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小型犬の首輪 デザイン・制作協力/サクラ犬具製作所

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キーケース デザイン・制作協力/レヴェル(REVEL)

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トートバッグ デザイン・制作協力/リュトモス(RHYTHMOS)

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大切なレザーアイテムとともに、未来へ向かっていく。

完成したひとつひとつのアイテムを手にしたマリエさんは、レザーという素材の可能性と魅力をあらためて感じたと話す。「最初に手にしたレザーが、職人さんの熱心な研究と努力の賜物だと知った時、その熱量をどうにかして伝えていきたいと思いました。そして、こうして出来上がった7つのアイテムもまた、レザーだからこその魅力にあふれています」

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マリエさんが“エターナルコート”に込めたメッセージは、いま生きている自分を感じること。そしてその瞬間をすぐ先にある未来に繋げていくこと。地球環境に負担をかけず、エシカルな視点でのものづくりを志すマリエさんは、いまほど人生というものを感じる瞬間はないという。「娘が産まれてきた瞬間、最初にかけた言葉は『ありがとう』だったんです」。生命を繋ぐという大きな仕事を終え、自分の内から自然に出てきた言葉を、マリエさんはファーストシューズに刻印した。やがてシューズを履き潰しても、この言葉を切り抜いてキーホルダーにリメイクすれば、肌身離さず持つことができる。時を経て「ありがとう」に込めた意味が限りなく輝きを増していくのに呼応して、レザーもまたその魅力を深めていく。

「誰の人生にも、ドラマティックな瞬間があるはずなんです。レザーには、長きにわたってその人の人生を受け止めてくれる力があると信じています」
“エターナルコート”を纏うマリエさんは、地に足のついた、穏やかな佇まい。海の色をしたその瞳が、輝く未来を真っ直ぐに見つめていた。

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マリエ Marie さん
1987年生まれ。10歳の時にスカウトされ、モデル活動を開始。2005年に雑誌「ViVi」(講談社刊)の人気モデルとして一躍注目され、数々のショーに出演。その後TVのバラエティ番組などでレギュラー出演を務める。11年、ニューヨークのパーソンズ美術大学に留学しファッションを専攻。帰国後に自身のファッションブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカル・マリエ・デマレ)」を立ち上げ、デザイナーとして活動。環境省「つなげよう、支えよう森里川海アンバサダー」を務める。22年に女児を出産。
https://pmdonline.jp/
Instagram : @pascalmariedesmarais_pmd

* 日本タンナーズ協会公式ウェブサイト「革きゅん」より転載

天然皮革の魅力を発信する「革きゅん」サイトをチェック!

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design & styling: Marie, photography : Aya Kawachi, director: Mitsuo Abe, hair & makeup: Makoto Saito (Lila), editing & text: Miki Suka, collaboration: Isamu seikaku, Yamakuni, Millais Designs, Howa, Lefans, affordance,Bartam, Garret Works, REVEL, RHYTHMOS, Sakura Dogware Factory, special thanks: Sakino Imagawa(PMD), Natsumi Ogasawara

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