日本上陸40周年のアニエスべー、京都に新店をオープン。
Fashion 2023.04.20
日本上陸40周年を迎えたアニエスべーは、2023年を節目の年として、この1年を3つの章で構成し、さまざまな企画や催しを発信していく。京都や瀬戸田など、ブランドとゆかりのある国内の拠点では、日本への感謝の気持ちを込めて「Merci!」と題した第1章が、この4月から始動。そのトップバッターとなるのが、4月15日に京都・祇園にオープンした新たなコンセプトショップだ。
ショップのデザインを手がけたのは、世界的に幅広く活躍するデザイナーの柳原照弘。©︎DAISUKE SHIMA
アニエスべーにとって京都は特別な場所。このショップは、かつてブランド創設者のアニエス・トゥルブレが訪れ、以来こよなく愛することとなった京都の祇園に、町屋を1軒丸ごと改築してつくりあげたもの。デザイナーの柳原照弘が手がけ、1階がカフェ、2階はコレクションや限定商品の展示・販売スペースとなっている。
1階のカフェでは「Overview Coffee」による淹れたてコーヒーを味わえるほか、「アジアのベストレストラン50」にも選出され、ミシュラン1ツ星を誇る京都の「cenci(チェンチ)」の渥美彰人スーシェフによるフードメニューや、京都のベーカリーカフェ「Camphora(カンフォーラ)」を主宰するパティシエの丸橋理人によるデザートメニューなどがいただける。また、カフェには柳原照弘がクリエイティブディレクターを務める「1616 / arita japan」とアニエスべーのコラボレーションによるオリジナルカップ&ソーサーを展示販売するコーナーも。そして2階ではブランドのアイコニックなプロダクトを中心にミニストアを展開。数量限定アクセサリーやアーカイブのウエアなど、ここでしか手に入らないプロダクトや体験を提供する。
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1階のカフェ。和の伝統を感じられる空間で、フレンチテイストのフードやデザートを堪能して。©︎DAISUKE SHIMA
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「エクレア フレーズ」¥770 ©︎Kingy Hsu
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2階ではアニエスべーを象徴するアイテムのほか、数量限定品なども展開。©︎DAISUKE SHIMA
agnès b. Gion
住所:京都府京都市東山区祇園町南側570番地128
tel : 075-334-5202
営)10:00〜18:00
休)水
www.agnesb.co.jp/news/2304_gion
*営業時間の変更などについては上記の公式サイトを確認のこと。
text: Natsuko Kadokura