若手スタイリストが買いたい、この10着 クラシックとアウトドアの未知なる融合。【スタイリスト佐藤奈津美】
Fashion 2023.06.09
ファッションへのアンテナを常に張り巡らせているエネルギッシュなスタイリスト4人。今季、新たな10アイテムを買い足すとしたら? “好きと個性”が詰まった春のお買い物計画を紹介。
Natsumi Sato
「私服は動きやすさを重視していて、デコラティブなものよりはシンプルなもの。タイトなシルエットのアイテムをよく着ています。オールインワン(8)みたいなタートルネックやスパッツなんかはつい集めてしまいますね」
昔から変化球なアイテムよりも、王道クラシックなアイテムが好みだと話す彼女。
「上品なものは、着ていて自分を律することができる気がするんです。買い物する時も、年を重ねた時にクローゼットに残っているかどうかを考えていて、ベーシックな形かつ上質な素材を選ぶようにしています」
また、クラシックとは相反するようなアウトドアアイテムが好きだという意外な一面も。
「自然の中で生まれ育ったからか、なぜか惹かれるんです。ドレスにリュックをプラスするなど、ミックスコーデが好きですね。ロロ・ピアーナのジャケット(1)は今季いちばんの一目惚れです」
1. [ Loro Piana ]
ロロ・ピアーナの防水ジャケット
「レディスでは珍しいアウトドアアイテム。上品さもありながら機能的な一面も」 ¥435,600/ロロ・ピアーナ ジャパン
2. [ Mykita ]
マイキータの黒縁メガネ
「ほどよくモードになるメガネは、いつもと違う自分になりたい時に掛けたいです」 ¥70,400/マイキータ ジャパン
3. [ Extreme Cashmere ]
エクストリーム カシミアのTシャツ
「コットンカシミアのTシャツは初めて。触り心地が最高なので素肌に着たいです」 ¥36,300/ザシー
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4. [ Ralph Lauren Collection ]
ラルフ ローレンコレクションのホワイトパンツ
「乗馬服を日常アイテムに品よく落とし込んでおり、シルエットも秀逸」 ¥222,200/ラルフ ローレン
5. [ Manolo Blahnik ]
マノロ ブラニクのゴールドサンダル
「大粒のビジューと華奢なストラップがフェミニン。スウェットパンツに合わせたい」(ヒール9㎝)¥240,900/ブルーベル・ジャパン
6. [ Nina Ricci ]
ニナ リッチのホワイトショートパンツ
「ツイード素材で、スタイリングをシックな佇まいへと導く、大人のためのショートパンツ」 ¥100,100/イザ
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7. [ The Row ]
ザ・ロウのポケットバッグ
「普段からバッグを持つのが苦手なのですが、これなら腰に巻き付けて使うこともできそう」 (H22.5×W19×D0.5cm)¥152,900/ザ・ロウ・ジャパン
8. [ Alaïa ]
アライアのオールインワン
「普段からタイトな服で全身タイツを装おった格好をするくらいなので(笑)、これは好みそのもの」 ¥201,300/リシュモン ジャパン アライア
9. [ Patou ]
パトゥのゴールドブレスレット
「シンプルな服装に大振りなブレスレットをプラスすることで一気に華やかな印象に」 ¥55,000/イザ
10. [ Azur ]
アズールのプリーツキャミソール
「フランス・マルセイユの家族工房にて作られているブランド。きれいめなのでボクサーパンツに、ラフに合わせたい」 ¥39,000/エスメラルダ・サービスド・デパートメント
福島県出身。大学卒業後、鉄道会社に入社し、約3年間駅員を務めた後、もともと興味があったファッション業界を目指して伊藤信子に師事。2022年1月に独立。趣味は乗馬。
ロロ・ピアーナ ジャパン tel:03-5579-5182
マイキータ ジャパン tel:03-3409-3783
ザシー https://theshetheshe.com
ラルフ ローレン 0120-3274-20(フリーダイヤル)
ブルーベル・ジャパン tel:03-5413-1050
イザ 0120-135-015(フリーダイヤル)
ザ・ロウ・ジャパン tel:03-4400-2656
リシュモン ジャパン アライア tel:03-4461-8340
エスメラルダ・サービスド・デパートメント www.esdepartment.com
*「フィガロジャポン」2023年6月号より抜粋
photography: Takehiro Uochi (Tent) styling: Natsumi Sato