表参道に登場したポレーヌのアジア初となる旗艦店の魅力って?

Fashion 2023.09.07

パリ、ニューヨークに続き3店舗目となる、パリ発レザーグッズブランド「Polène(ポレーヌ)」の旗艦店が東京・表参道に誕生。

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表参道駅からもほど近い、閑静なショッピングエリアに登場したペントハウスを連想させるような2階建てのポレーヌ 東京店。ディレクションを担当したのは、パリとニューヨーク同様、フランス人インテリアデザイナーのヴァレリアン・ラザール。

ポレーヌは、2016年に3人の兄弟によりフランスで立ち上げられたメゾン。卓越したサヴォアフェールによって表現される独創的なフォルムが特徴的なレザーグッズは、Netflixドラマ「エミリー、パリへ行く」でも主人公のスタイリングにここのバッグが使用されるなど、瞬く間に注目を集めた。現在、パリの店舗は連日行列ができるほどの人気を博している。

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店内は天然のナラ材を床に使用し、これが空間に奥行きと軽さを与える一方、天井には革製の照明を複数配置。ポレーヌらしいカラートーンの砂漆喰で均一に仕上げられた壁が、店内に配置された深い藍色の什器とのコントラストを際立たせる。

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ポレーヌのバッグは、デイリーに使いやすいミニマルなデザインと洗練されたカラーバリエーションで人気。

ミニマリズムとクリエイティビティの融合が感じられるポレーヌの精神は、今回オープンした旗艦店にも反映されている。禅の世界を感じさせるような静謐な空間は、メゾンが誇る伝統的なサヴォアフェールと自然との深い結びつき、そして日本の伝統工芸の技を体現。ディテールの芸術を至るところで目にすることができる、優雅で洗練されたブティックだ。ここでは、カラーバリエーション豊かなレザーグッズコレクションはもちろん、6月に発売となったジュエリーコレクションも取り扱う。いままで日本では公式オンラインストアのみだったので、旗艦店オープンにあたり、アジアで唯一、実物を手にとってショッピングを楽しめるように! パリジェンヌのお気に入りブランドの魅力を、ぜひ東京でも堪能して。

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空間に配置された革製のスツールと並ぶ漆喰の台座は、1929年に創業された京都の塗師(ぬし)の職人集団「牧野漆工芸」によって手がけられている。この台座は、パリとニューヨークの店舗にはない、東京店のためだけに作成した、天然漆と伝統的な技術の結晶となる特別な作品だ。

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1階の奥に位置するアーチをくぐり、階段へと進むと目に入るのは、ガラスデザイナー、エマニュエル・バロワの巨大な作品。「海の層」を作り出す、ミッドナイトブルーのこのガラスパネルの作品は、階段の高さ全体を飾り、穏やかで瞑想的で優しさに満ちたひとときを提供するとともに、漆塗りの天井が空間の広がりをさらに強調している。

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自然光がガラス窓から差し込む2階は、ジュエリーコレクションスペース。ここの壁にもエマニュエル・バロワによる特注のインスタレーション作品が飾られているのでぜひチェックして。

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バッグ「ノッド」(W21×H16.5×D7cm)¥61,000/ポレーヌ

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バッグ「ヌメロ アン ナノ」(W20.5×H17×D9cm)¥47,000/ポレーヌ

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バッグ「ヌメロ ディス」(W24×H20×D7.5cm)¥61,000/ポレーヌ

ポレーヌ 東京店
Polène Tokyo

東京都港区南青山5-3-18
営)11:00〜20:00
不定休
https://jp.polene-paris.com

text: Natsuko Kadokura

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