ボッテガ・ヴェネタ、パリの旗艦店がリニューアル。

パリ、モンテーニュ通り12番地にあるボッテガ・ヴェネタのフラッグシップストアがリニューアルオープン。

ホテル プラザ アテネの向かい側に立つ瀟洒な建物の2フロアを占めるフラッグシップストア。ドアのガラス製ハンドルは、ヴェネツィアを拠点に活動する日本人のガラスアーティスト、三嶋りつ惠が手がけた一点もの。マチュー・ブレイジーが生み出したドロップのモチーフを取り入れているのも特徴だ。ストアを訪れたらぜひこの入り口にも注目して。

このストアは、マチュー・ブレイジーがデザインを手がけた初のフラッグシップストアとなる。宇宙時代の美学にインスピレーションを受け、イタリアのクラフトマンシップとモダニズムあふれる感性が融合した店内は、訪れた人を過去、現在、未来、そして別世界へと、創造性に満ちた旅へと誘う。

職人の手によって作られた木材とガラスを組み合わせた特注のハンガーラックや、重厚感のある木の柱や梁と床や天井に嵌め込んだガラスでできた空間が、未知の世界へと誘うよう。また、アーティスティックな一点ものの家具やボッテガ・ヴェネタのイントレチャートをモチーフにしたソファなど、インテリアも必見。

2階建て、約800㎡という広々とした店内は、まるで宇宙探査をしているような空間と心地よい親密さを感じさせる空間が、バランスよく組み合わされている。店内を見渡すと、ヴェネツィアの職人の手で制作された木材とガラスを組み合わせた特注のハンガーラックをはじめとする一点ものの家具や什器が並び、ブランドとクラフトの深いつながりを感じさせる。レザーのシートやウールのカーペットには、ボッテガ・ヴェネタのコレクションが持つ感性と創造性を感じさせる柔らかなテクスチャーが施され、モジュール式のユニットシェルフは発見する楽しみや遊び心をかきたてる。このストアではフルカテゴリーのアイテムを取り揃えるほか、厳選された一部のレザーグッズの新しいパーソナライゼーションサービスも提供する予定だ。パリを訪れたら、独創性あふれるデザインと手仕事の数々が迎えてくれるこのフラッグシップストアにも、ぜひ足を運んでみて。

木製の螺旋階段など、木材をふんだんに使用した店内は落ち着いた雰囲気を与えてくれると同時に、卓越した職人技とラグジュアリーの極みをも感じさせてくれる。