水川あさみ、武田玲奈、アオイヤマダ、萩原みのり、桃果、服部樹咲が登場! 六人六様の女優たちがメゾンのジャケットを纏ったら。
Fashion 2023.10.19
エターナルでベーシックなメゾンのジャケットを個性豊かな女優たちが着こなしたら、一体どんなスタイルが完成するだろう?
水川あさみ、武田玲奈、アオイヤマダ、萩原みのり、桃果、そして服部樹咲。10月27日(金)から公開の映画『唄う六人の女』に出演する年齢も好みも異なる6人が思い思いの装いを披露する。
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水川あさみ×エルメス
「このエルメスのジャケットは覚悟を持って買う一着だと思う。かっちりとしたジャケットはこれまであまり着る機会がなかったので、背筋が伸びる感じがしました」。
普段は、リラックス感のあるオーバーサイズのジャケットを選ぶことが多いと語ったのは水川あさみ。「年齢を重ねたいま、上質で美しいテーラードジャケットをワードローブに加えたいと感じています。最近では、何でも長く愛用できるものを選ぶようになったので、自分になじむ“運命”の一着と出合い、人生の相棒にしたいです」
ASAMI MIZUKAWA/1983年生まれ、大阪府出身。映画『唄う六人の女』では“刺す女”を演じた。近年の主な主演作『喜劇 愛妻物語』と『滑走路』(ともに2020年)では、第94回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞などを受賞。映画『沈黙の艦隊』が公開中。舞台『リムジン』が11月3日より、『骨と軽蔑』が2024年2月23日より上演予定。
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アオイヤマダ×ザ・ロウ
オーバーサイズジャケットをクールに着こなしたのアオイヤマダ。「カジュアルなタイプを着ることはよくありますが、かっちりとしたテーラードは、新しく発見がありました。羽織るだけでなんだか人格まで変わって、強くなれる気がします」。
動きやすくなめらかな素材と身体全体を包み込むサイズでも、グラフィカルになるのが彼女らしい。「どう動くと、このジャケットが美しく見えるかを考えてポージングしました」と表現者らしい視点も。「ジャケットというのは流行り廃りがなく、ずっと身近にあるもの。小学校5年生から愛用している一着をいまも大切に着ています」
AOI YAMADA/長野県出身。表現者。1990年代のクラブ、アートシーンやアンダーグラウンドカルチャーに影響を受けたことが活動の軸となる。東京オリンピック2020閉会式にソロ出演後、ヴィム・ヴェンダース監督映画『PERFECT DAYS』(23年)などに出演。映画『唄う六人の女』では、妖艶なムードの“濡れる女”を演じた。
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桃果×ルイ・ヴィトン
普段は、ストリートライクなスタイルが得意な桃果。「テーラードジャケットは、大人の女性のためのものというイメージ。私にはまだ早すぎると感じていましたが、今回リラクシングなパンツやスニーカーと合わせてみて、いつもの自分のスタイルの延長線上にも上質なジャケットスタイルが成り立つのだと気付きました」。
ルイ・ヴィトンのジャケットを着ることで気分が高揚したとも語る彼女。「この撮影をきっかけに、自分のスタイルの幅を広げることができました。これからも少しだけ背伸びしながら、普段の少しラフなムードでジャケットを楽しんでいきたいです」
MOMOKA/2000年生まれ、神奈川県出身。小学生の時より、雑誌「ニコ☆プチ」専属モデルを務め、「Rの法則」(NHK)等に出演。そのほか、CMや「美しい彼」など、多くのドラマに出演する。映画『消せない記憶』(23年)では主演を務める。映画『唄う六人の女』では、“見つめる女”を演じた。
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萩原みのり×ドルチェ&ガッバーナ
「ドルチェ&ガッバーナの構築的なブラックジャケットに袖を通した瞬間、守られているというか、鎧を身につけたようで、芯の強い女性になれた気がしました」。凛としたその雰囲気から、プライベートでは強い女性に見られることが多いという萩原みのり。「憧れていたブランドのジャケットは、いまの私にはまだ少し背伸びをしているような気がしてしまうアイテムだけれど、将来的には、さらりと気負わずに着こなせるような女性になりたいですね」
MINORI HAGIWARA/1997年生まれ、愛知県出身。2013 年に女優デビュー。出演作に、主演を務めた『お嬢ちゃん』(18年)、『成れの果て』(21年)、『N号棟』(22年)ほか、『佐々木、イン、マイマイン』(20年)、『君は放課後インソムニア』(23年)など。映画『唄う六人の女』では、“牙を剥く女”を演じた。
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武田玲奈×ヴァレンティノ
「着用したヴァレンティノのジャケットは大好きなオーバーサイズ。ボクシーなのにエレガント」と話す武田玲奈。「オーバーサイズのジャケットは自分のワードローブの中にもいくつかあって、愛用しています。普段はジーンズなどを合わせることが多いので、スカートは新鮮でした」。
彼女のクローゼットには、20歳の記念に購入した特別な一着があるそう。「成人式後のパーティで着るためにパリの老舗メゾンのものを思い切って購入しました。当時の自分にはまだきちんと着こなせる自信がなくて、それ以来大切に保管しています。長い歴史のあるメゾンのジャケットはそう思わせる迫力がありますよね」
RENA TAKEDA/1997年生まれ福島県出身。2014年に、雑誌「ポップティーン」のモデルとして芸能活動を開始。その後、映画『暗殺教室』(15年)で女優デビュー。主な出演作はドラマ「おいハンサム!!」(22年)や「あなたがしてくれなくても」(23年)など。映画『唄う六人の女』では、“包み込む女”を熱演。
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服部樹咲×ジョルジオ アルマーニ
「祖母から譲り受けた老舗ブランドのジャケットがあるのですが、格好よくて愛用しています。カジュアルダウンして着ることが多いけど、テーラードジャケットはそれ一枚で大人になれるアイテム」。
今年17歳、モデルとしても注目を浴びている服部樹咲は屈託なくさまざまなジャケットスタイルに挑戦している。「今回、着させていただいたジョルジオ アルマーニのレディなジャケットは、気持ちをキリッと切り替えることができて別人になれたかのよう。ドレスライクなコーディネートでも、Tシャツを合わせたことで親近感を感じて、すんなり着こなすことができました」
MISAKI HATTORI/2006年生まれ、愛知県出身。映画『ミッドナイトスワン』(20年)でヒロインを演じ、第44回日本アカデミー賞新人俳優賞等を受賞。数々のCMに登場し、配信ドラマ「EVOL」(23年)では、主演を務める。映画『唄う六人の女』では、“撒き散らす女”を好演。
●問い合わせ先:
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tel. 0120-500-990
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ドルチェ&ガッバーナ ジャパン
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プレッド PR
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マルニ ジャパン クライアントサービス
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