Christian Louboutin クリスチャン ルブタン、日仏のクリエイティブが交差する時。
Fashion 2024.03.08
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春夏コレクションの一部として、現代アーティストSHUN SUDOとの協働による、ポップ&カラフルな限定カプセルコレクションが登場! アートや創作に対するクリスチャン ルブタンとSHUN SUDOの共通の想いとは?
SHUN SUDOとクリスチャン ルブタンのコラボレーション「ボタンフラワー ブロッサムズ」は、メゾンの象徴的なデザインをエクスクルーシブな花のプリントと装飾で再構築。ポップアートとクラフトマンシップが融合した日本発の本コレクションと創作について、ふたりがパリで語り合った。
右:Profile クリスチャン ルブタン。1964年生まれ、パリ出身。92年に自身のブランドを設立。靴、レザーグッズ、コスメなどを世界中で展開。
左:Profile 須藤 俊(本名)。1977年生まれ、東京都出身。独学でアートの技法を学び、絵画、彫刻、ドローイングを自由に行き来する。
SHUN SUDO (以下S):ルブタンさんはいつもどこからインスピレーションを得ていますか?
クリスチャン ルブタン (以下C):世界中を旅して見つけた鏡、テーブル、ジュエリー、ボタンなどのオブジェです。デザインする時はそれらの実物を見るのではなく、記憶をもとに描きます。一度自分の記憶の中で処理して、そこから出てきたものが大事。
S:僕もいろいろな情報を混ぜて頭の中で出すので、おっしゃっていることがよくわかります。
C:人は同じものを見ても、頭の中で異なる解釈をしているので、出力されるものも異なりますよね。1992年に、私はアンディ・ウォーホルの作品をモチーフに靴をデザインしました。記憶の中の絵を靴にしたのです。後で比べてみるとまったく違うものだったので、これは私のオリジナルだと思いました。
S:他者の要望をもとに描くと、言われたことを真似しようとして自分の線ができないので、僕は頼まれたものは描きません。助手を使わず、自分の手描きにこだわっています。靴作りで絶対に譲れないこだわりは?
C:私も同じく全部自分で、鉛筆で描いた絵から始めます。絵といえば、ボタンフラワーについてお聞かせください。
S:ボタンフラワーは僕がいつも描くもの。どんな状況下でも花には癒やし効果があります。そしてボタンは生地と生地を繋ぎ合わせるという意味で、人と人や国と国を繋ぐものの象徴。世界をひとつにするという意味を込めたボタンフラワーは、平和のアイコンです。ルブタンさんも花好きだと伺いましたし、シグネチャーカラーの赤も共通点。それに僕は「LOVE」という言葉をよく描くのですが、ルブタンさんのオフィスにも「LOVE」という靴があってそれもすごい偶然だなと。あと、僕は明るい絵を描くのが好きです。
C:SHUNが明るい絵を描くように、私も基本的にはハッピーなものを作るのが義務。それには自分が幸せでいなければなりませんよね。
愛とハピネスという価値観を共有するふたりのコラボレーションには、クリスチャン ルブタンというブランドの新たな魅力が花開いている。
text: Natsuko Kadokura