フェンディから、エシカルな「ロール」バッグが登場!
Fashion 2024.06.25
フェンディは、マダガスカルの職人たちをサポートするための、女性が率いる女性中心の社会的企業プロジェクト、メイド フォー ア ウーマンとのコラボレーションによる、新しい「ロール」バッグをローンチ。フェンディ直営店およびフェンディ公式オンラインストアにて発売中。
左:バッグ「ロール ミニ」(H13×W15.5×D11cm)¥236,500 右:バッグ「ロール スモール」(H19.5×W23×D15cm)¥255,200/ともにフェンディ(フェンディ ジャパン)
「ロール」バッグは、1997年のオリジナルデザインに敬意を表し、そのエフォートレスなエレガンスを保ちつつも、デザインはモダンかつ機能性を備えたものに一新。さまざまな用途やライフスタイルに合うよう、ミニ、スモール、ラージの3サイズで展開。
いちばんの特徴は、サステナビリティと社会的責任に対するフェンディの継続した取り組みを受け、それぞれの「ロール」バッグにはマダガスカル固有のヤシを原料とする地元産のラフィアが用いられ、クロシェ編み用のかぎ針を使い、手作業で慎重に美しいバイカラーの「FF」ロゴへと編み上げられていること。マダガスカルで編み上げられたバッグはイタリアに運ばれ、シグネチャーであるハンドメイドの「セレリア」ステッチが施された細長いレザーハンドルが取り付けられるなど、フェンディの職人たちによって最終の仕上げが行われている。
マダガスカルの女性職人たちによる制作風景。
メイド フォー ア ウーマンは変革のビジョンを体現し、それは卓越と革新を追求するフェンディの姿勢とも一致。マダガスカルの首都アンタナナリボを拠点とするアトリエとのコラボレーションによるこのプロジェクトでは、女性の権利拡大を後押しするとともに、卓越したバッグを製作する350人以上の職人を雇用。この取り組みは職人のヘリテージを称え、環境的配慮と社会的な権利拡大に向けた相互のコミットメントを促進する製品づくりを目標としている。
マダガスカルで本体部分が編まれた後、バッグはイタリアへ送られ、フェンディの職人たちによって仕上げの工程が行われる。
涼しげなラフィア素材の「ロール」バッグは、夏のヘビーローテになること間違いなし。ぜひチェックして。
バッグ「ロール ラージ」(H32×W35×D19.5cm)¥280,500/フェンディ(フェンディ ジャパン)
text: Natsuko Kadokura