クラフトマンシップの精神を次世代へ伝えるエルメスの絵本、待望の2冊目が誕生。

エルメスは2022年に刊行された「エルメスのえほん」シリーズの第2作目となる『くるくるとステッチ』を出版。

前作に引き続き、今回の新たな絵本が伝えるのも、手を動かして何かをつくる楽しさ、ものづくりから広がる温かな笑顔といった、まさにエルメスのアトリエの日常。今作の主人公は、エルメスのものづくりに不可欠な存在の「糸」。糸巻きの「くるくる」は、初めて訪れた場所で仲間となる道具たちに出会い、さまざまな経験を得ながら自分にこそできることを見つけていくー。

舞台は第1作目の『おさんぽステッチ』と同じ職人のおじさんのアトリエだが、小さな糸巻きの視点を通して、まったく新しい新鮮な世界となって現れる。

糸巻きの「くるくる」が、仲間とともにつくることの喜びを知る成長の物語となる今作を手がけたのは、前作同様に絵本作家の100%ORANGE。彼らが描き出す物語は、エルメスのアトリエの日々そのものであり、クラフトマンシップにあふれる世界。職人的なアプローチでグラフィックデザインやイラストを制作する彼らは、今作でクラフトマンシップの意味を新たな表現に込め、エルメスの本質をこれからの世代に伝えるような物語を作り上げた。

親子で一緒に楽しめるエルメスの絵本は、ホリデーシーズンのギフトにも喜ばれること間違いなし。