レティシア・カスタ、深いスリットのアシンメトリードレスでローマ映画祭を魅了。
Fashion 2024.10.23
イタリアの映画祭の審査員を務める46歳の女優レティシア・カスタは、10月21日のレッドカーペットで全ての視線を集めた。その理由は大胆なスリット入りのドレスだった。
第19回ローマ映画祭のレッドカーペットに登場したレティシア・カスタ。(ローマ、2024年10月21日)photography: SPUS/ABACA
10月21日、カルロス・マルケス=マルセ監督の映画『Polvo Serán(原題)』のプレミアで、レティシア・カスタはカメラマンたちの前に登場し、全ての視線を釘付けにした。彼女が身にまとっていたのは、セリーヌのクチュールコレクションからの、ネックラインが特徴的で気品漂う黒いアシンメトリードレス。体にぴったりとフィットしたそのドレスは、くびれを強調し、サテン生地と大胆にカットされたスリットが特徴で、スリットは太ももの上部まで入り、終わりのないかのような右脚がハイヒールとともに見事に披露されていた。
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シックな審査員
第19回ローマ映画祭の開会式で、ジバンシィをまとったレティシア・カスタ。(ローマ、2024年10月16日)photography: Mondadori Portfolio / Mondadori Portfolio via Getty Im
レティシア・カスタがこの映画祭の開会式で着用していたドレスも、同じくらいセンシュアルだった。10月16日、俳優ルイ・ガレルの妻としても知られる彼女は、イタリアの政治家エンリコ・ベルリンゲルを描いた伝記映画『Berlinguer(原題)』のプレミアに出席し、全体がシルバーパールで刺繍されたミニドレスを選んだ。このドレスは、彼女の歩みに合わせて揺れるロングトレーンが特徴で、ジバンシィの2024-2025年秋冬コレクションからの一品だった。さらに、彼女のルックは、ドレスと同じくらい輝くダイヤモンドとエメラルドの豪華なネックレスによって一層引き立てられていた。
46歳の女優はローマ映画祭の審査員に選ばれ、公式選考部門「プログレッシブ・シネマ」の映画を審査する栄誉を担うことになった。ローマ映画祭の閉会式は10月27日に予定されており、次回の彼女のルックも再び注目を集めることは間違いない。
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text: Augustin Bougro (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi