この冬、プリントタイツが流行?
Fashion 2024.11.24
パーティドレス選びに迷ったら、柄タイツにおまかせ。今シーズンのお手頃価格で抜群のインパクトを狙えるアイテムで、軽やかに取り入れるのがコツ。
ラバンヌの2024-2025年秋冬コレクション。photography: Peter White / Getty Images
今冬、プリントタイツが再登場。少し前なら古臭く見えたかもしれないが、いまやとてもクールで、急なパーティーコーデにもぴったりだ。2024-2025年秋冬のランウェイでも見かけた柄タイツは、まさにひとつで印象を変えるアイテム。シンプルなスカートやドレス、長めのセーターの下に履けば、ミステリアスな雰囲気を引き立て、視線を集める。7分丈パンツやサンダルに合わせると、80年代のエキセントリックなスタイルを思わせる大胆さが漂う。
黒地に黒のプリントで控えめに、ドット柄やヴェルサーチェのタイ・アンド・ダイ、プッチのポップなサイケデリック柄、グッチのロゴ入り、さらにはタータンチェック......これらのインパクト大な柄タイツは、ラバンヌで見られるように、より華やかなバリエーションも登場した。黒の千鳥格子、幾何学模様やだまし絵、ラインストーンのきらめきが踊るヌードカラー、そしてもちろん、レオパード柄も。ジマーマンやイザベル・マランといったデザイナーたちは90年代の復活を感じさせるような、非常に大胆でワイルドなデザインを提案している。クロエ・セヴィニーのようなセクシーガールたちが、サンダルにタイガープリントのタイツを合わせた90年代のスタイルが再び登場している。
このトレンドに乗り遅れないよう、Etam(エタム)、H&M、ウォルフォードなどのブランドは幅広いラインナップを揃えている。気分やスタイルに合わせて、プリントをミックスして個性的な印象に仕上げたり、白を大胆に取り入れて洗練された雰囲気を演出したり、BCBGスタイルのシンプルドレスでエレガントさを際立たせるのも良いだろう。寒くなる季節には、ボルドーのタイツを取り入れてシーズンのトレンドカラーを楽しむのもおすすめ。最近では、カルツェドニアのタイツを履いたケンダル・ジェンナーがそのスタイルを披露しており、今季のトレンドを先取りする参考にしたい。
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ジマーマンの2024-2025年秋冬コレクション。photography: Victor Boyko / Getty Images
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1997年のクロエ・セヴィニー。photography: Ron Galella / Getty images
From madameFIGARO.fr
text: Ségolène Wacrenier (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi