パリ・ファッションウィークにルーヴル美術館で開催されたディナー、セレブたちのドレスが圧巻！

パリ・ファッションウィーク2日目、ルーヴル美術館は親交の深いゲストを招き、この華やかなディナーを開催した。写真とともに振り返る。

ルーヴル美術館で開催されたディナーに出席したヴィルジニー・エフィラ。（2025年3月4日、パリ）photography: Stephane Cardinale - Corbis / Corbis via Getty Images

ヴィルジニー・エフィラ、キーラ・ナイトレイ、シャルロット・カシラギ、ラシダ・ダティ、アナ・ウィンター......。ファッション、文化、芸術界の名だたる顔ぶれが、ルーヴル美術館が主催する華やかな夜会のためにマルリーの中庭に集結した。今回のディナーは、同美術館が初めて開催するファッション展「Louvre Couture: Objets d'art, objets de mode（ルーヴル・クチュール：美術品とファッション）」を記念するもので、Visa Infiniteカードとの提携により、文化・遺産保護活動の資金調達を目的とした初のチャリティーディナーとして企画された。1月の時点で約30卓がすでに予約され、集まった寄付金は100万ユーロ（約1億5千万円）以上にのぼる。こうして、まさに「フランス版METガラ」とも言えるこの夜、集まったセレブたちは思い思いの華麗な装いで輝きを放った。

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華やかなゲストたち

出席した著名人の多くが、洗練と優雅さを選んだこの夜。ブラックとホワイトの組み合わせが圧倒的に多く見られた。キーラ・ナイトレイは、豪華な黒のボールガウンで観客を魅了し、シャルロット・カシラギは白のロングビスチェドレスを選び、それに黒のロングコートとおそろいのパンプスを合わせた。ファリダ・ケルファは、白のレースのセットアップに、黒のアクセントが効いた白のコートを羽織り、大胆にもクルエラを彷彿とさせるスタイルで際立っていた。

フランス人俳優のラファエル・クナールは、グレーと白のツイードジャケットを合わせたスーツを選んだ。一方、女優のヴィルジニー・エフィラは、ボルドーのネクタイを合わせたグレーのスーツで登場し、この夜のエレガンスを見事に体現していた。多くのセレブリティが、イタリアのブランド「グッチ」による装いを纏っていた。例えば、ルー・ドワイヨンはウエストまで深くスリットの入った白のドレスを、モデルのカミーユ・ロウやアリオカ・シュナイダーもグッチを纏い、会場を彩った。華やかな初開催を迎えたこのイベントは、今後パリ・ファッションウィークの新たな定番となりそうだ。

From madameFIGARO.fr