【トレンドカラー速報】2025-26年秋冬コレクション、ショーを席巻した主役色とは?

Fashion 2025.03.29

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ファッション関連の情報検索アプリ「タグウォーク(Tagwalk)」は、今シーズンのパリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨークのファッションウィークを統計的に分析した結果、カラートレンドが浮き彫りとなった。

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エルメス2025-26年秋冬コレクション。(パリ、2025年3月8日)photography: The Washington Post/The Washington Post via Getty Im

Tagwalkの分析によると、2025-26年秋冬ウィメンズ・コレクションにおいて、特定の色が際立っていた。それは黒だ。

インスタグラムの公開データを基に、パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨークの各ファッションウィークで、黒が多く見られたことが分かった。黒は毎シーズン人気がある色だが、今シーズンは特に多くのショーで見られ、他の色を圧倒した。

確かな価値

フランスの首都では、黒がコレクションの34%を占め、2位の白(14%)を大きく引き離している。エルメスでは、このダークな色が先鋭的なスタイルを象徴し、シャネルは繊細なゴールドのディテールで黒を昇華させた。一方、サンローランでは、真っ黒なパフスカートが存在感を放った。

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シャネル2025-26年秋冬ウィメンズコレクション。(パリ、2025年3月11日)photography: Kristy Sparow/Getty Images

イタリアでも同様の傾向が見られる。黒はコレクションの28%を占め、続くグレーは11%で、大きく差がついた。

意外なことに、他の都市では赤がランキングに登場しているものの、ミラノでは4%にも満たず、集計から姿を消した。昨年、情熱的な赤が溢れていたのとは対照的だ。ロンドンやニューヨークでも黒は人気があり、それぞれ27%を占め、次席の白は15%、14%にとどまった。

誰からも愛される永遠のブラックは、再びその価値を証明し、不動の地位を確立した。黒はそれ自体がエレガントな色で、何も付け加えなくても最高に洗練されているため、どのファッションブランドからも愛され続けるのであろう。

From madameFIGARO.fr

text: Anaïs Larcher (madame.lefigaro.fr)

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