アディダスのジョギングパンツ、シックに着こなすための秘訣。

Fashion 2025.04.08

madamefigaro.png

ドイツ生まれのブランド、アディダスのジョギングパンツは60年以上前に生まれた。このアイコニックなアイテムはどう着こなせばいいのだろうか。

250407-adidas.jpg
アディダスのジョギングパンツは、もはやただのスポーツウェアではない。photography: Edward Berthelot / Getty Images

白Tシャツやジーンズ同様、アディダスの"3本線"パンツはユニセックスなワードローブの定番だ。やや裾広がりの形にほぼ無限のカラーバリエーション、両脇に3本の白いラインが入ったアディダスのジョギングパンツは、60年以上前から快適でスタイリッシュなパンツとして親しまれてきた。愛用するセレブは数知れず、ヘイリー・ビーバー、ブレイク・ライブリー、ビヨンセ等々。ビヨンセはこのブランドとコラボしたこともある。

しかし、このパンツをいかにもスポーツウェア風な感じにならず、シックに着こなすことにはどうしたらいいのだろうか?

@yasmine.zeroc Un bas, 2 styles ! On valide ? #grwm #leopard #adidas #devinelapersonne #lookdujour ♬ son original - Yasmine Zeroc

「休日ウェア」のイメージを払拭して仕事着としても(オフィスのドレスコードに合致すればの話だが)使えるようにするには、洗練された雰囲気のアイテムと組み合わせること。色や素材が豊富でヒョウ柄まである陽気なジョギングパンツをうまく使えば自分の個性を演出できるはず。そもそもは1967年、ドイツのサッカー選手フランツ・ベッケンバウアーとのコラボレーションで発売されたパンツだった。その後、幾多の流行を乗り越えて長年、不動の人気を保ってきた。

---fadeinpager---

トップスはシックに

ソフィー・マラゴラは2010年代にアディダスの仕事をしていたこともあるデザイナー。彼女曰く、ジョギングスタイルを脱しておしゃれにまとめるコツは「トップスは短めにるすこと。たとえばぴっちりした白Tシャツにベストジャケットをはおるなど、すっきりまとめる」ことだそうだ。また、メンズの白シャツとの相性もいいそう。

イギリスのインフルエンサー、フランチェスカ・パークスも大のアディダス・パンツ好き。このアイテムの着こなしをいくつもSNSに投稿している。ブルー、蛍光グリーン、パープルなどのお気に入りカラーのパンツにシャツとアーガイルプリントセーター、時にはネクタイを締めたミックススタイルはとても素敵だ。ただ、ソフィーによれば避けた方がいい組み合わせもある。「ボリュームのバランスをとるために、超ロングコートや巨大なショルダーは避けた方がいいですね」

高級アイテムも

アディダスのパンツは靴も選ばない。フェミニンな印象にしたいなら、ソフィーのおすすめはレペットのバレエシューズ、ボウリングシューズ、ヒールサンダルだ。個性的なウエスタンブーツもいいかもしれない。

イギリス人モデルのアレクサ・チャンはキトンヒールを合わせ、ファッションデザイナーのアンヌ=ロール・メはシャネルのバレエシューズ、スリングバックシューズ、パンプスと合わせている。コーディネートの仕上げに多くの人が選んでいるのはラグジュアリーなハンドバッグ。異なる世界をミックスさせること。これがジョギングパンツをシックに着こなすコツだ。

From madameFIGARO.fr

text: Emma Martin (madame.lefigaro.fr)

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

35th特設サイト
パリシティガイド
パリシック
フィガロワインクラブ
Business with Attitude
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories

Magazine

FIGARO Japon

About Us

  • Twitter
  • instagram
  • facebook
  • LINE
  • Youtube
  • Pinterest
  • madameFIGARO
  • Newsweek
  • Pen
  • CONTENT STUDIO
  • 書籍
  • 大人の名古屋
  • CE MEDIA HOUSE

掲載商品の価格は、標準税率10%もしくは軽減税率8%の消費税を含んだ総額です。

COPYRIGHT SOCIETE DU FIGARO COPYRIGHT CE Media House Inc., Ltd. NO REPRODUCTION OR REPUBLICATION WITHOUT WRITTEN PERMISSION.