ヘラルボニーが異彩作家の「手仕事」に焦点を当てた、アート作品と写真の展覧会を開催。

Fashion 2025.05.23

ヘラルボニーは、「HERALBONY ISAI(ヘラルボニー イサイ)」の第2弾の発表にともない、作家の手仕事に焦点を当てた「HERALBONY ISAI 光を織りなす」を5月24日より銀座の HERALBONY LABORATORY GINZA(ヘラルボニー ラボラトリー 銀座)ギャラリーにて開催。

250521heralbony01.jpg
Photography : Yuriko Takagi

ヘラルボニー イサイは、異彩を放つ作家の表現からインスピレーションを受け、アートの新たな提案を目的にこれまで世の中にない新しい価値を創出し、新たな可能性を広げるヘラルボニーブランドの表現ライン。第2弾となる今回は「手仕事」に焦点を当て、さらなる深化を図る。

展覧会では、アーティストの手仕事をヘラルボニー イサイの視点で再解釈したクリエーションを展示する。写真家・高木由利子が、作家の手仕事によりアートが生み出される過程を撮り下ろした。アトリエでの情景とともに作品を観賞してもらうという試みで、写真を制作風景をのぞく窓に例え、アーティストが制作している際の時間と気配が窓から立ち現れるような展示空間を目指している。手仕事に対してヘラルボニー独自の解釈とクリエイティブを加えることで、表現の新たな提案を行う。

photo by Yuriko Takagi(6).jpg
Photography : Yuriko Takagi

本展で取り上げているのは、織りの中に独自の世界を宿す作家・五十嵐 久の作品。自閉症の特性のひとつである"常同行動"として、毎日同じリズムで織り機に向かうその姿は、「生きること」と「表現すること」が重なり合う、静かな祈りのようにも映る。

この展示を通して、手織りや手仕事の繊細さと美し沙に光を当て、作家の一手一手が積み重なって生まれる色彩や質感、そして静かに繰り返される営みに想いを巡らせてみて。

250521heralbony03.jpg
アーティストの五十嵐 久が手織りしたテキスタイルを用い、異なる柄に配慮しながら丁寧に仕立てた一点もののシャツ。本展では、五十嵐の作品に加え、今回は5名の作家が直接手を施した一点もののアートピースも提案する。Photography : Yuriko Takagi
「HERALBONY ISAI 光を織りなす」

会期:2025年5月24日(土)〜6月23日(月)
会場:HERALBONY LABORATORY GINZA
東京都中央区銀座2-5-16 銀冨ビル1階
開)11:00〜19:00 *最終日のみ11:00〜15:00
休)火(祝日の場合は翌水曜日が休み)
https://www/heralbony.jp/

text: Natsuko Kadokura

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest
Business with Attitude
コスチュームジュエリー
35th特設サイト
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories

Magazine

FIGARO Japon

About Us

  • Twitter
  • instagram
  • facebook
  • LINE
  • Youtube
  • Pinterest
  • madameFIGARO
  • Newsweek
  • Pen
  • CONTENT STUDIO
  • 書籍
  • 大人の名古屋
  • CE MEDIA HOUSE

掲載商品の価格は、標準税率10%もしくは軽減税率8%の消費税を含んだ総額です。

COPYRIGHT SOCIETE DU FIGARO COPYRIGHT CE Media House Inc., Ltd. NO REPRODUCTION OR REPUBLICATION WITHOUT WRITTEN PERMISSION.