ニュウマン高輪で、インドネシア発のシューズブランド「THAJA」を発見!
Fashion 2025.09.30
高輪ゲートウェイ駅に9月上旬にオープンした、ニュウマン高輪に行ってきました。
私が気になったのがGLOBAL LINK presented by LUMINE。ここは"セカイと恋するPOP-UP"第一弾として、シンガポール、インドネシア、タイのファッションブランドを紹介・販売しているスペースで、10月13日(月)までの1カ月限定ポップアップを開催中。
アニメや怪談以外にもいまアジアでは日本のファッションに注目が集まっており、シンガポールとインドネシアのショッピングモールにLUMINEが進出しているが、今回はそんな東南アジアのファッションを日本に紹介しようという発想から生まれたポップアップだ。
実際に店内をまわってみると、日本では見かけないユニークな商品が並び、豊かな自然やあたたかい気候、穏やかな風土で培われた美的感覚がファッションにも反映されていることがわかる。
たとえばGELAP RUANG JIWA(ゲラプランジワ)というブランドのジュエリーは、廃材をリサイクルして作られている。まるでバリ島の影絵芝居に登場する人形のような細かいデザインと涼しげなシルバーカラーが、ドレスアップをして出かける機会の多い現地の人々から人気を集めているのではないだろうか。
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今回私が心惹かれて購入したのは、THAJA(タジャ)という2021年にインドネシア・バンドンで設立されたブランドのシューズ。


このシューズが生まれたバンドンという地域は繊維産業や皮革産業が盛んでファッションアパレルの工場が集まる。
インドネシアにはバティック(ろうけつ染めの布)やイカット(手織りの布)など繊細な手仕事を受け継ぐ伝統工芸が多く存在する。手先の器用な職人の多い土地ならではのクラフトマンシップと、世界4位の人口を有する勢いのある若い感性がかけ合わさり、世界に飛び出す新しいプロダクトを生み出しているのかもしれない。
幼い頃インドネシアのジャカルタに住んでいた私は、バンドンには学校の修学旅行で訪れたことがある。大人になり東京にて思いがけず懐かしい記憶と再会し、現地の職人によって丁寧に作られたシューズに出合うことができて嬉しくなった。
今回紹介したTHAJAのほかに、たくさんの魅力的な商品がラインナップしている。ぜひニュウマン高輪でアジアンファッションに触れる体験をしてみては?
アシスタント MAO