【満島ひかり、ALLDAY PROJECT、ワン・イーボーら来場】新生ロエベの2026年春夏コレクションで注目すべきポイントとは?
Fashion 2025.10.07
ジャック・マッコロー&ラザロ・ヘルナンデスのデュオによる新生ロエベが、初となる2026年春夏コレクションを披露した。会場には、日本から満島ひかり、韓国からALLDAY PROJECTのウチャン、ベイリー、ターザン、中国からワン・イーボー(王一博)とセレブリティが来場!
ロエベ 2026年春夏コレクション photography: Spotlight
2025年10月3日(現地時間)、ロエベが2026年春夏コレクションを発表。
2025年3月にジョナサン・アンダーソンロエベを去った後、プロエンザ スクーラーを手がけていたジャック・マッコロー&ラザロ・ヘルナンデスのデュオがロエベの新クリエイティブディレクターに就任。ふたりは初のファッションショーで、ロエベの精神と卓越した技術を反映し、洗練と一貫した美しさを感じさせるコレクションを披露した。
エネルギッシュな色使い
ロエベ 2026年春夏コレクションより。堂々たる存在感を放つアマソナバッグを持って。
シャツのレイヤードや裾が揺れるビスチェドレス、黒い背面からイエローがのぞくフリル付きドレスなど、柔らかく抜け感のあるスタイリングが際立った2026年春夏コレクション。1846年の創業以来、ロエベの象徴的となっているレザーは、エネルギッシュに再解釈され、淡くフレッシュなパステルカラーからよりパワフルで鮮烈な色合いまで多彩に展開された。ウエアには、ウエストラインが際立つミントグリーンと赤のレザージャケットやコバルトブルーのドレス、上品な存在感を放つタオル地のドレスも登場。
しかし、本質的なポイントは時にシンプルである。肩に軽く巻かれたニットがトップの役割を果たして胸元をさりげなくカバーし、パンツはデニムのように見せつつも、実際にはそうではない。
アクセサリーにも注目が集まった。アイコニックなアマソナバッグはシングルトップハンドルのデザインを活かしつつ、希少なレザーでモダンにリデザイン。フラメンコバッグや、小ぶりなレザーアクセサリーも揃い、コーディネートに華やかなアクセントを添える。12年間ロエベのクリエイションを牽引したジョナサン・アンダーソンの後に続くという挑戦は決して容易ではないように感じられたが、2026年春夏コレクションはその期待に見事に応えた形だ。新生ロエベは、輝かしい新たな歴史の章を開いたのだ。
満島ひかり
ALLDAY PROJECT ウチャン、ベイリー、ターザン
ワン・イーボー(王一博)
リヴ・タイラー

From madameFIGARO.fr
text: Ségolène Wacrenier (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi