AIAより優秀賞を受賞、デザイン界も注目する、
マーク ジェイコブス 青山店がオープン。
Fashion 2010.12.20
世界的に有名なデザインビルやショップが立ち並ぶ通りと閑静な住宅地を結ぶ青山の路地に、世界初ともいえるマーク ジェイコブス 青山がオープンした。
世界初――その理由は、ここが「マーク ジェイコブス ビルディング」であること。基礎の段階から「マーク ジェイコブス」の建造物として作り上げられたため、内装はもちろんのこと、ファサードの美しさは格別だ。
日が暮れるとライトアップされ、より、美しさが際立つ外観。
正面から「マーク ジェイコブス ビルディング」を眺めてみよう。1階はガラス張り、2階はRock(岩壁)と呼ばれるテラコッタ、そして最上階を見上げると日本の伝統的な建築技術を生かしたLantern(灯籠)が壁面を覆う3層となっている。特に、暖かな光でライトアップされる夜に足を運んでみるのがおすすめだ。
企画デザインは、世界各地のマーク ジェイコブスのショップを手がけているステファン・ジャクリッチ・アーキテクツ。デザインプランの段階で、アメリカ建築家協会(AIA)より優秀賞を受賞したという、異例の評価を得たほど。
さて、店内へ。
ガラス張りの1階は商品が見渡せて、お目当てがすぐに探し出せる作りに。
ガラス張りの1階は、光がたっぷり入って明るい。エントランスに立っただけで、奥の壁面に並べられたバッグが一目で見渡せるのが嬉しい。ほか、アクセサリー、アイウエア、フレグランスなどが、ガラスの水槽の中を泳ぐ熱帯魚とともにディスプレーされている。
2階にはレディスのプレタポルテが。メンズは地下1階に。
レディスのプレタポルテは2階に。ブラウン系で統一されたスペースの中央には、大きめのソファとガラスケースの中にドレスラインが飾られ、ゆったりと落ち着いた空間だ。ここには、ドレスラインも多数入荷するというから、大切な1点を探すときにはぜひ!
また、青山旗艦店のオープンを記念して、チャリティーTシャツを発売中。2006年にはじまった「MARC JACOBS スキンキャンサー(皮膚がん)予防キャンペーン」に続くもので、これまでにもセレブブリティフォトグラファー、ブライアン・ボーエン・スミスがナオミ・キャンベル、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ディータ・フォン・ティースなどのヌードを撮影、Tシャツにして、スキンキャンサー予防の大切さを訴えてきた。
今回、初のアジア人セレブリティとして参加したのは梨花さんだ。
2009年までに1億円を超える収益金をすべてニューヨーク大学皮膚がん研究所に寄付したという、「MARC JACOBS スキンキャンサー(皮膚がん)予防キャンペーン」。梨花さんのTシャツは¥6,300で発売中。
東京都港区南青山5-3-27
Tel 03-6418-1188
営)11時~20時 不定休