コレクションを発表するために用意されたショー会場やランウェイでのパフォーマンス、そこにブランドのエスプリを見出すのも毎シーズンの楽しみのひとつ。今回は、2019年春夏コレクションのなかでも、とくにSNSで注目を集めたファッションショーについてスタイリストの鈴木美智恵さんに聞きました。

A.ユニークな演出が話題に。またデザイナー交代についても多くの意見が飛び交いました。

趣向を凝らしたショーがSNSで話題に。映画さながらのセットやアニバーサリーイベントにみんなの視線が釘付けになりました。またデザイナーが交代したセリーヌやバーバリーは、ブランド名がトレンドキーワードに急上昇。

Chanel

シャネルのショー会場に足を踏み入れると、そこには広大なビーチが！ モデルたちがマリンルックに身を包み、波打ち際をそぞろ歩く姿は、まるで映画のワンシーンのよう。

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Dior

ロイ・フラーやイサドラ・ダンカン、そしてピナ・バウシュなど、コンテンポラリーダンサーたちにヒントを得たディオール。実際のショー会場でもダンサーたちが美しく舞った。

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Celine

エディ・スリマンによるデビューコレクションのテーマは「パリの夜」。彼自身が得意とするジャケットスタイルやミニドレスが登場。SNSでは多くの意見が交わされた。

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Burberry

リカルド・ティッシによる新生バーバリーが幕開け。イギリスの歴史や伝統、多面性に着想し、メゾンのDNAであるバーバリーチェックやトレンチコートをフレッシュに再解釈。

※『フィガロジャポン』3月号より抜粋

photos : ASA SATO(OBJETS), stylisme : MICHIE SUZUKI