マイスタイルを貫くと決めた一方で、ファッションシーンの現状も気になるこの頃。コレクションを経たいま改めて振り返る、バイヤーに注目のブランドとは。

A. パリの若手ブランドが大躍進。リアルブランドにも再び注目が集まっています。

ヴェトモンやコシェに続けといわんばかりに、ストリート感あふれるパリの若手ブランドへの期待が高まっています。そのいっぽうで、等身大のリアルクローズを提案するベテラン勢にも熱い視線が注がれています。

Jil Sander

ルーシー＆ルーク・メイヤー夫妻が新たな息吹を与えたジル・サンダー。その魅力はなんといってもエフォートレスなスタイル。上質なリアルクローズとして再評価されている。

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Paco Rabanne

ニコラ・ジェスキエールのもとバレンシアガで経験を積んだジュリアン・ドッセーナ。デザイナー就任から6年経ったいま、「100%の力を出し切った」という内容が高評価を得た。

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Y/Project

ネクスト“ヴェトモン”との声が高いのがワイ プロジェクト。メンズ、レディスの垣根を越えて、サブカルチャーやあらゆる時代背景をミックス。躍動感あふれるコレクションを発表した。

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Marine Serre

前シーズン、彗星のごとくランウェイデビューを果たしたマリーン セル。“アップサイクル”をコンセプトに掲げながらも、斬新なデザインが特徴。2回目のショーも攻めの姿勢を見せた。

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Paco Rabanne

花モチーフのパネルが連なったドレス￥159,840/パコ ラバンヌ（エドストローム オフィス）　中に合わせたキャミソール/スタイリスト私物

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Y/Project

デニム地がドッキングしたスポーティなベスト￥114,480/ワイ プロジェクト

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Marine Serre

アイコンの月モチーフをのせたトップ￥35,640

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ワッペンをたくさんあしらったオールインワン￥216,000/ともにマリーン セル（以上アデライデ）

※『フィガロジャポン』3月号より抜粋

photos : ASA SATO(OBJETS), stylisme : MICHIE SUZUKI