時代が愛する、靴とバッグ。#01 実用性と女性らしさを併せ持つ、シャネルの新作バッグ。

歴史あるメゾンには銘品があり、それは時代とともに進化を遂げる。新たな解釈からアップデートされた靴とバッグのヒストリーと、由縁ある女性たちとの物語。シャネルの新しいアイコンバッグ「ガブリエル ドゥ シャネル」は、そのアンバサダーのひとりであるキャロリーヌ・ドゥ・メグレと同様、モダニティと上品さが魅力だ。

- Chanel -

秋冬コレクションのテーマは宇宙。それをなぞった新作のバッグも近未来的な輝きを放つ虹色が印象的。バッグ「ガブリエル ドゥ シャネル」(H21×W28×D9cm)¥469,800(予定価格)/シャネル

ガブリエル・シャネルが、女性たちのハンドバッグを持つ手を解放し、両手が自由に使えるショルダーバッグを提案したのは、1955年2月。そのフェミニニティと機能性が交錯する美しいシルエットのバッグは瞬く間に女性たちの心を掴んだ。

その後、メゾンのDNA を継承するカール・ラガーフェルドが2017年の春夏シーズンに発表したのが、新しいメゾンのアイコンバッグ「ガブリエル ドゥ シャネル」だ。メンズウエアから着想を得ることが多かったマドモアゼル シャネル同様に、新たなバッグたちは熱成形された硬質のボトム部分にしなやかな本体を合わせ、実用性とエレガンスを共存させたデザインが特徴的。シャネルらしいレザーを編み込んだ2連のチェーンはワンショルダー、クロスボティなど3通りの持ち方が可能に。

「ガブリエル ドゥ シャネル」のアンバサダーのひとりであるキャロリーヌ・ドゥ・メグレもそうであるように、モダニティと上品さが同居する、大人の女性たちにもよく似合うバッグだ。

Caroline de Maigret
キャロリーヌ・ドゥ・メグレ

モデルや音楽レーベルの運営など、多岐にわたり活躍中のキャロリーヌ・ドゥ・メグレ。最も有名なパリジェンヌのひとりでもある彼女は、昨年、シャネルのアンバサダーに就任。

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