NUMBER TWENTY-ONE vol.02 靴は観賞用ではなく、履いてこそ輝く。
Fashion 2017.09.15
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東京のストリートファッションを撮り続けてきたフォトグラファーのシトウレイさんが、三越伊勢丹のプライベートブランドであるナンバートゥエンティワンとコラボレーション。もともと、靴が大好きだというシトウレイさん。いつか自分の理想のアイテムが作れたら……、という思いからスタートした今回の企画。連載2回目は、浅草の靴工房をシトウさんが訪れました。
8月某日、シトウレイさんが訪れたのは、浅草にある靴の工房。
今回のコラボシューズが実際に作られている現場に足を踏み入れました。
ベテランの職人さんたちの手によって、ひとつひとつのパーツが丁寧に大切に手作りされています。
「靴ってね、生き物みたいなものなんですよ。皮の種類によっても、天気や湿度によっても毎日状態が違う。一度たりとも、まったく同じ日はないんです」と語る職人さんに、
「なるほど。パンみたいなものですね!」と、頷くシトウさん。
「美しさと履きやすさが同居する靴を作りたいと、常に思っているんです」、
今回の靴の制作を請け負っている靴のアトリエ、クルンの高山さんは熱く語る。
高山さんの工場で制作したのは、バレエシューズとブーツ。
バレエシューズは、履き口から覗く足の甲の見え方とリボンのサイズ感、
ブーツは、メタリックな質感とインナーのカラーにこだわって、
さまざまな試行錯誤や細かな修正を何度も繰り返し、誰もが納得する理想の靴が完成しました。
「当たり前のことだけど、工場には人がいて、靴は人が作っているんだなと……。職人さんたちが一つ一つ愛おしそうに作っている姿を見て、大事に履かなくては、と改めて思いました」と、シトウさん。
次回(9月22日公開)は、足元のおしゃれのこだわりから制作秘話まで、シトウレイさんとFAKUIのデザイナー矢野さんが熱く語ります。
ナンバートゥエンティワン、シトウレイ、FAKUIの3つの名前が入ったシューズボックスを感慨深く手に取るシトウさん。
木型にそって皮を伸ばして、靴の形を形成。糊は自然に乾燥させて、木型になじませてフォルムを決めます。靴の仕上がりの雰囲気やラインの出方も、ひとつひとつの木型によって異なるそう。
ナンバートゥエンティワンとは?
2011年にスタートしたブランド。三越伊勢丹の靴のバイヤーと浅草にある靴のメーカーが直接やりとりして企画&制作を行うことで、安定した品質かつ適切な価格の商品が実現。売り場の声がメーカーにダイレクトに届くことで、消費者の目線に寄り添ったモノ作りに定評がある。話題のブランドやクリエイターとのコラボも注目されている。靴以外のファッション雑貨アイテムも拡大中。
※画像はイメージになります。
伊勢丹新宿店
tel.03-3352-1111
ナンバートゥエンティワン オンラインショップ
www.numbertwenty-one.com
Instagramアカウント
www.instagram.com/numbertwentyone_isetan/
「STYLE From TOKYO」(reishito.com)を軸に活躍中の日本を代表するストリートスタイル・フォトグラファーであり、世界中が注目するファッションアイコン。広大なネットワークと軽妙なフットワークで、世界各地を飛び回っている。
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photos:SHIZUMI YONEDA