今年も豪華絢爛、ヴィクトリアズ・シークレットのショー。

Fashion 2018.11.12

2018年11月8日、ニューヨークが興奮に包まれた。毎年恒例のヴィクトリアズ・シークレットのショーがビッグアップルで開催され、翼を纏ったモデルたちが大集合したのだ。

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左からミン・シー、グレース・エリザベス、シンディ・ブルーナ、ジジ・ハディッド、ケンダル・ジェナー、アレクシーナ・グラハム(2018年11月8日)photo:Getty Images

今年もやはり華やかで壮観だった。久しぶりのニューヨークでのショー開催となったヴィクトリアズ・シークレット。世界のスーパーモデルを総動員し、多彩なゲストを招いてショーを披露した。羽根、スパンコール、タータンチェック、花柄、特別コラボなどなど、見どころもたくさん。ブランドのアイコン的アンバサダー、アドリアナ・リマは、今回のショーを最後に“ヴィクトリアズ・シークレット・エンジェルス”から引退することになった。

新世代モデルが続々登場。

ブラジル人モデル、アドリアナ・リマの引退は、ショーが幕を明ける数時間前に発表された。「親愛なるヴィクトリア、私に世界を見せてくれて、あなたの秘密を教えてくれてありがとう。そして、これがいちばん大切なことだけど、私に翼を与えてくれただけでなく、羽ばたき方を教えてくれて、ありがとう」というコメントが、ショーの終了後、アドリアナのインスタグラムに投稿された。

前回のショーでは、17年間ブランドの広告塔を務めたアドリアナの親友、アレッサンドラ・アンブロジオが引退している。しかし、ブランドを支えてきたエンジェルたち、ご安心を。次世代を担う期待の顔ぶれが堂々とランウェイを闊歩していたのだから。

ジジ&ベラ・ハディッド、ケンダル・ジェンナー、ステラ・マクスウェル、サラ・サンパイオ、シンディ・ブルーナといったスターモデルたちをはじめ、多くのモデルが新たにブランドに起用された。ロミー・ストリド、ジャスミン・トゥークス、エルザ・ホスクといった常連勢に囲まれて、バーバラ・パルヴィン、ケルシー・メリット、ダッキー・ソット、メリー・ティアコーらが、初めてランウェイに登場した。

花柄のカプセルコレクション。

2017年のバルマンに続いて、ヴィクトリアズ・シークレットがコラボレーションのパートナーとして選んだのは、ギリシャ人デザイナー、メアリー・カトランズ。10月22日、US版『ヴォーグ』誌のインタビューで、彼女がプロジェクトを明かした。クリスマスホリデー前に発売が予定されている今回のカプセルコレクションでは、ウィニー・ハーロウがショーで身に着けていたような、フラワープリントの下着やスポーツウエア、パジャマなどがラインナップに並ぶ。昨年のロックスタイルとは、ずいぶん趣が異なるコレクションとなっている。

texte:Marie-Caroline Bougère (madame.lefigaro.fr)

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