10年先も纏いたい、青木千加子のアイコニックな名品選び。

いま選びたい服、それは10年後に袖を通した時も、きっと愛着を持って着られるような服。そこでスタイリスト2名にアイテム選びを依頼。名品たる所以を解説いただきながら、厳選の10点を2回にわたり紹介します。
まずは、ロマンティック×モードなスタイリングに定評のある青木千加子さんのセレクト。

定番じゃない、アイコニックなアイテムこそが10年名品。

「10年間、着られるアイテムと考えた時に、定番のニットとかは選びません」と青木さん。核になるブランドの個性が光るアイテムこそ、長く着たいと話す。「その方が、その後に買い足すアイテムと合わせることで、どんな化学反応が起きるかが楽しみじゃないですか。インパクトの強い、思い切ったデザインのアイテムも選択肢に入れて選ぶことで、買う時のチョイスの幅もアップするし、コーディネートの可能性もどんどん広がると思います」。数年後には、想像もしないスタイルに辿り着く、それもファッションの醍醐味と言えそうだ。

スタイリスト青木千加子さんが選ぶ、10の名品。