ジュエリー好きは必見！
H.P.FRANCE BIJOUX　丸の内店で開催中の展覧会。

H.P.FRANCE BIJOUX　丸の内店で開催中の「人と人を繋ぐジュエリー展」が話題を呼んでいる。

店内では通常50ブランドほどを取り扱っているが、期間中のみ、10名のクリエーターたちにフィーチャー。ショッピングをするだけのスペースを超えて、作品としてのジュエリーを楽しむ場を提供し、それらを創るクリエーターたちの個性を伝えていこうという新しい試みだ。

スタイリストの仙波レナさんのコラムでも登場したのが、イギリスのAnnina Vogel（アニナ・ヴォーゲル）。100年以上前のアンティークパーツを使い、オリジナルにセッティングし直したジュエリーはどれも1点もの。アンティークならではの細やかな細工を、モードな息吹を吹き込んで生まれ変わらせた。

上が、アニナ・ヴォーゲル。下が、彼女の作品のひとつ。

また、フィレンツェのCarolina Bucci（カロリーナ・ブッチ）は、125年の歴史を持つ老舗ジュエラーの一族。彼女は自身のブランドを立ち上げていて、伝統的な技術を使い、カラフルなシルクとともにゴールドを編み込んだフリンジ型のブレスレットやネックレスが知られている。

上はカロリーナ・ブッチ。下が、彼女の作品。

他にも、華奢なゴールド＆半着石の組み合わせがブームを呼ぶ先駆けとなったスイートピーや、今や大人気のフランスのレッドライン、そして80年代ジュエリー界にセンセーションを巻き起こしたトム・ビンズなど。

モード感あるデザインはジュエリーと呼ぶには新しく、でも、アクセサリー呼ぶにはリュクスな宝石が贅沢に使われている。ファッションジュエリーという、耳新しいジャンルが、いまを生きるおしゃれな女性たちにはぴったりフィットする。そんなことを実感させてくれる展覧会となっている。