ショーメの秘蔵ハイジュエリーを、横浜で特別一般公開。

Jewelry 2021.11.15

フランスを代表するハイジュエリーメゾン、ショーメは、11月23日より『フランスと日本文化のConversation ショーメのサヴォワールフェールと日本の名匠3人との対話』と題したハイジュエリーイベントを、横浜・三溪園にて特別一般公開。

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メゾンが創業以来ずっと解釈し続けてきた古代の神々のシンボルとされるローリエをモチーフに。しなやかで瑞々しいデザインは、ダフネを追い求めたアポロの愛の追跡を思い起こさせるもの。「ラ ナチュール ドゥ ショーメ」コレクション フィルママン アポロニアン ネックレス

本展は、フランス文化と日本文化の対話がコンセプト。240年にわたり受け継がれてきたショーメの卓越した職人技が見事に息づく60点以上ものハイジュエリーと、日本文化の匠による美と文化の出合いとなる。ショーメのジュエリーと対話をするのは、日本を代表する名匠三家である、竹芸家・四代 田辺竹雲斎、盆栽作家・木村正彦、刀匠・月山貞利と月山貞伸。奥義に達した名匠たちの「人の手が成す仕事」、素材へのこだわり、優れた技能、高い精神性はいずれもショーメの奥深い美と共通するもの。会場には名匠たちが生み出した作品の数々が、日本初公開のものを含むショーメのハイジュエリーとともに展示される。6日間と短い期間の開催となるので、この貴重な機会をお見逃しなく。

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<余白の美 VUDES ET PLEINS>
編む、組むというテクニックは、ショーメならではのエレガンスそのもの。メゾンの技である「フィル クトー」はナイフの刃(クトー)のように薄い線(フィル)でパーツを繋ぎあわせ、ジェムストーンが軽やかに宙に浮いているように見せる極めて高度な技術。”余白の美”をテーマにしたコーナーでは、「ペルスペクティブ ドゥ ショーメ」コレクション ラシ ネックレスと四代 田辺竹雲斎の作品を展示。

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<自然を彫る SCULPTER LA NATURE>
色褪せることなく輝くショーメのジュエリーに欠かせないものは、自然からの贈り物であるジェムストーン。石に人の手を加えるラピデール(宝石細工)の技で、ジェムストーンの美しさを最大限に引き出した「レ シエル ドゥ ショーメ」コレクション パサージュ ネックレスとともに展示されるのは、移ろい、変わりゆく時代の流れにあって「永遠」の意味を同じように教えてくれる木村正彦の盆栽。

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<金属の芸術 L'ART DU METAL>
18世紀に生まれたショーメの創業者マリ=エティエンヌ・ニトは、金細工に秀でた人物だった。極限まで薄く引き伸ばしたゴールドで、フォルムを大胆にかたち作る技は、職人の至芸。オルフェーヴル(金細工)の伝統をショーメは現在も正しく守り伝えている。「ペルスペクティブ ドゥ ショーメ」コレクション スカイライン ネックレスとともに展示されるのは、800年の長きにわたり、作刀の技を受け継いできた刀匠・月山貞利と月山貞伸の刀。ショーメ、月山家ともに時代を経ても昔ながらの伝統的な技法で、その精神と技を継承している。

『フランスと日本文化のConversation 
ショーメのサヴォワールフェールと日本の名匠3人との対話』

期間:11/23~28(日)
会場:横浜・三溪園 鶴翔閣
神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
開)9:00~17:00
●問い合わせ:
ショーメ
tel:03-5635-7057

text: Natsuko Kadokura

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