エルメスの「シェーヌ・ダンクル」が華麗なジュエリーに。

Jewelry 2023.07.22

7月初旬、パリではオートクチュールとハイジュエリーの新作が次々に発表される。ピエール・アルディが放つ今年の新作ジュエリーは、「シェーヌ・ダンクル」だ。

230711_Chaine-dancre-necklace-in-rose-gold-set-with-an-oval-cut-green-tourmaline-(4.63-carats)-and-one-cabochon-cut-multicoloured-tourmaline-(46.55-carats)-©-Paul-Kooiker.jpg © Paul Kooiker

ピンクゴールドにオーヴァルカットのグリーントルマリンとカボションカットのマルチカラード・トルマリンをメインストーンとしてあしらったネックレス。

ロベール・デュマがノルマンディの海岸を散歩していた時、船をつなぎとめる鎖に目をとめたことから生まれた「シェーヌ・ダンクル」。1938年にシルバーのブレスレットとして発表されて以来、エルメスを代表するモチーフとして、さまざまなアクセサリーに姿を変えてきたアイコニックなデザインだ。シンプルなフォルムを尊重し控えめなスタイルで、これまではメンズライクなイメージもあった「シェーヌ・ダンクル」だが、今回のジュエリーコレクションでは、ぐっと洗練された表情になっている。

230711_hermes1.jpg  © Paul Kooiker

左:ピンクゴールドにダイヤモンドとクッションカットのオレンジサファイアをあしらったネックレス。もう1本は、ホワイトゴールドにダイアモンドを散りばめ、オーバルカットのダイヤモンドを加えたネックレス。
右:シルバーの5連ブレスレットとネックレス。

大小のチェーンが何連にもつらなるネックレス。微小なチェーンが二つのパーツを結ぶイアアクセサリー。フォルムの美しさを生かしたダブルリングやトリプルリング。ダイアモンドを散りばめたホワイトゴールドのサック・ビジュー。「重ね合わせ、融合し、流動化し、原型から出発して、さまざまな可能性を探りました」と、ジュエリー部門のクリエイティブ・ディレクターであるピエール・アルディは語っている。鎖や留め金のおなじみのモチーフが、サイズやバランスを変え、素材を変え、ダイヤモンドのパヴェをまとい、ブルーサファイアやトルマリンのメインストーンと組み合わせられて、華麗なファインジュエリーになった。

230711_hermes2.jpg

左:ダブルリングとトリプルリングは、その名も「シェーヌ・ダンクル・パンク」
右:
「サック・ビジュー・シェーヌ・ダンクル」。ホワイトゴールドに、1万個以上のダイヤモンドを散りばめた。

「ケリーモルフォーズ」に続き、メゾンのアイコンを再解釈し、さまざまに変身させたコレクション。日本上陸が待ち遠しい!

●問い合わせ先:
エルメスジャポン 
tel:03-3569-3300
www.hermes.com/jp
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