ヴァン クリーフ&アーペルと馳せる、花咲く季節へ。

Jewelry 2024.03.19

2003年の誕生から、優美なルックスと卓越したサヴォワールフェールで数多のファンを魅了してきたジュエリーコレクション「フリヴォル」。その歴史から最新ピース、注目のビッグイベントまであますところなくクローズアップ。

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「フリヴォル ブレスレット、7フラワー」(WG×ダイヤモンド)¥12,342,000/ヴァン クリーフ&アーペル(ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク) トップ¥183,700/ロゼッタ ゲッティ(コロネット)

この春発表された最新作のなかでも、ダイナミックなボリュームが存在感を放つブレスレット。ホワイトゴールドをベースに、厳選された300石近いダイヤモンドを敷き詰めた大小7輪の花々がグラフィカルに咲き誇り、手首を洗練された輝きで照らす。

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リング(上)「フリヴォル リング、8フラワー」 (RG×WG×ダイヤモンド)¥2,798,400、(下)「フリヴォル アントレ レ ドア リング」(RG×ダイヤモンド)¥891,000/ともにヴァン クリーフ&アーペル(ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク) ドレス¥431,200/クロエ(クロエ カスタマーリレーションズ)

ローズゴールドとホワイトゴールドのコンビネーションのリング、そしてミラーポリッシュのローズゴールドリング、そのいずれもこれまでにはなかった「フリヴォル」初となるニューフェイスを重ね着け。

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(上)リング「フリヴォル アントレ レ ドア リング」(RG×ダイヤモンド)¥891,000、(下)ブレスレット「フリヴォル ブレスレット、7フラワー」(WG×ダイヤモンド)¥12,342,000

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(上)ペンダント「フリヴォル ペンダント、スモールモデル」(RG×ダイヤモンド)¥500,500、(中)「フリヴォル リング、8フラワー」(RG×WG×ダイヤモンド)¥2,798,400、(下)イヤリング「フリヴォル イヤリング、スモールモデル」(RG×ダイヤモンド)¥786,500/以上ヴァン クリーフ&アーペル(ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク)

その名のとおり鏡のように艶やかなミラーポリッシュを施したローズゴールドや、煌めくパヴェダイヤモンドをちりばめたホワイトゴールドで魅了する春の最新作を一堂に集めて。

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ディテールにそっと息づくのは、花々を愛し続けるメゾンのこだわり。

野に咲く可憐な花、庭園に咲く大輪の花、木々の梢を彩る花、恋人から贈られたブーケ......。こよなく愛する自然から創作のインスピレーションを得るヴァン クリーフ&アーペルにとって、花はとりわけ重要なシンボル。メゾンにとっての初めての花モチーフは、創業してまもなくの1907年にデザインされたマーガレットのシンプルなクリップだったという。それから1世紀以上もの間にメゾンが取り上げてきた花モチーフの名作はあまりにもたくさんあり、それだけで一冊の本になってしまいそうなほど。その歴史を振り返ってみると、現代の「フリヴォル」に繋がるデザインのエッセンスが脈々と続いていることがよくわかる。たとえば46年の「バターカップブーケ」クリップや、53年の「デイジー」イヤリング&クリップは、センターにエメラルドやダイヤモンドをあしらったスイートなデザイン。花びらは一枚一枚の輪郭や立体感が際立っていて、高度な職人技で仕立てられているのが見て取れる。そして何よりも目を引くのはゴールドの存在感。シャイニーに磨き上げられたゴールドの華やぎで、気持ちが明るく春めいてくるかのようだ。

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1&2. アーカイブに所蔵された1953年制作の「デイジー」イヤリング&クリップ。当時流行していたフェミニンな装いにぴったりのデザイン。3. 46年制作の「バターカップ ブーケ」クリップは花束がモチーフ。ミラーポリッシュのゴールドによる花々はこの時代にすでに生まれている。※以上ヴァン クリーフ&アーペル コレクション

愛らしく咲き誇る「フリヴォル」もこの魅力を受け継いでいて、メゾンのアトリエで職人たちが「ミラーポリッシュ」の技法で仕上げることでハートの花びらが生き生きと輝き出す。ポリッシュは一度ではなく、何度も何度も丁寧に。するとゴールドが鏡のようになって、センターのカラーストーンやダイヤモンドが映り込み、ジュエリー全体に複雑なニュアンスが生まれてくる。

しかも花々は小さなパーツに分けて作られ、それを組み立ててひとつのジュエリーにする。手間も時間もかかる作業だけれど、こうして細心の注意を払いながら花々を重ねていき、自然な立体感のあるブーケにしているそう。

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4. ダイヤモンドをセットした極小のパーツを花モチーフの中心に固定する作業。 5. 研磨剤をつけたネルやフェルトを高速で回転させ、ゴールドの表面を何度も丁寧にポリッシュ。鏡のような光沢が出るにつれて職人の指は真っ黒に。6. 木綿糸に研磨剤をつけてリングに通し、磨きにくい細かな部分までも徹底的に仕上げてゆく。

また、新しい「フリヴォル」にアクセントを添えるのは、澄み切った輝きを放つ最高品質のダイヤモンド。これらのストーンはハイジュエリーと同じ品質基準に従って宝石鑑定士が選び抜いたもの。細部にまで及ぶメゾンのこだわりが伝わってくる。自然の花々がそれを眺める人の心を温かくしてくれるように、「フリヴォル」も身に着ける人の心に小さな花を咲かせてくれる。誰かを元気づけ、優しい光で包んでくれる魔法の花──ヴァン クリーフ&アーペルが目指しているのは、きっとそんなジュエリーだ。

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ネックレス「フリヴォル ネックレス、9フラワー」(WG×ダイヤモンド)¥10,164,000、リング(上)「フリヴォル リング、1フラワー」(WG×ダイヤモンド)¥1,518,000、(下)「フリヴォル アントレ レ ドア リング」(WG×ダイヤモンド)¥1,663,200/以上ヴァン クリーフ&アーペル(ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク)

ホワイトゴールドとダイヤモンドのコンビネーションで人気を博するアイテムを、既存のラインナップからピックアップ。

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イヤリング「フリヴォル イヤリング、スモールモデル」(YG×ダイヤモンド)¥2,468,400、リング「フリヴォル アントレ レ ドア リング」(YG×ダイヤモンド)¥3,379,200/ともにヴァン クリーフ&アーペル(ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク) ドレス¥474,100/ランバン(コロネット)

幅広いシーンやスタイルに寄り添う、イエローゴールドとダイヤモンドの組み合わせ。取り外し可能なピアスポストが付いたイヤリングとリング、合わせて4輪の煌めく花を纏って。


丸の内仲通りが夢の花園に!
「スプリング イズ ブルーミング イン トウキョウ イマジンド バイ ヴァン クリーフ&アーペル ウィズ アレクサンドル・ベンジャミン・ナヴェ」開催

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今回のイベントのタイトルを記したアートワークは、色鉛筆で描かれたもの。想像上の花が、オプティミスティックかつ鮮やかな色彩で表現されている。

毎年、春の訪れを花々とともに祝福してきたヴァン クリーフ&アーペルがこの4月、東京・丸の内でビッグイベントを開催する。フランス人アーティストのアレクサンドル・ベンジャミン・ナヴェとのコラボレーションによるこの催しは、丸の内仲通りを花々が咲き乱れる没入空間へ生まれ変わらせるというもの。

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最新ジュエリーのイメージビジュアルにも彼の作品が登場。色鉛筆によるスケッチが切り絵となって、モデルのまわりを彩る。

世界各国のメゾンのブティックのファサードを自身の作品で飾ったり、2022年にはニューヨーク五番街を舞台としたイベントでアートワークを披露するなど、これまでもヴァン クリーフ&アーペルとアーティスティックな関係を築き上げてきたナヴェ。彼の作風である鮮やかな色使いとエネルギッシュな筆致が躍動するパステル画が、今回は大型の彫刻やアーチ、ベンチ、パーゴラなどのオブジェとなり、鉢植えの生花や花壇のリアルな花とともに立体的なインスタレーションとして展開される。

加えて、体験型ワークショップやポップアップブティックなども登場し、メゾンが作品を通して提案する花々の生命力や美しさを多岐にわたるアプローチで体感できる内容となっている。

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Alexandre Benjamin Navet
アーティスト。2011年、フランス国立工業デザイン研究所を卒業。得意とするオイルパステルをはじめ、鉛筆や日本の水彩絵の具など、さまざまな材料を使いこなして作品を描く。17年、ヴァン クリーフ&アーペルが支援する「デザイン パレード トゥーロン」でグランプリを受賞。18年には作品「Espèces dʼespaces」が評価され、パリ装飾芸術美術館の新たなニュースギャラリーを飾る「カルトブランシュ」の最初の受賞アーティストに。20年より、ヴァン クリーフ&アーペルと春の訪れを祝福するコラボレーションを手がけている。

「私は日本に深く魅せられ、いたるところに刺激があふれる迷路のような東京の通りに浸るのが大好きです。東京の街角には思いがけない光景が待ち受けていて、ドアを開くたび、階段を上るたびに、私を新しい体験へと誘ってくれます。このイベントでは、ヴァン クリーフ&アーペルとともに、新たな創造性の道を開き、春の訪れをお祝いしたいと願っています。日本では自然を尊び、四季を鑑賞する文化がありますが、メゾンと私もその魅力を共有しています。この感覚を丸の内にいらっしゃるお客さまにも味わっていただきたいと思います。私は、活気と自然が共存するこの街で、都会の喧騒から逃れられるようなひとときを提供し、ユニークな体験をお届けすることを目指しています。それは、色とりどりの庭園を切り絵が彩る小道であり、自然への賛歌なのです。」

「スプリング イズ ブルーミング イン トウキョウ
イマジンド バイ ヴァン クリーフ&アーペル
ウィズ アレクサンドル・ベンジャミン・ナヴェ」
会期:4月11日(木)~5月12日(日)
一般公開、無料
会場:丸の内仲通り(特別区道千第114号)
ブロック1:丸ビル・郵船ビル・三菱商事ビル前
ブロック2:丸の内二丁目ビル・丸の内仲通りビル前
ブロック3:丸の内パークビル・明治安田生命ビル前
※各種ワークショップ概要は、3月27日よりヴァン クリーフ&アーペル公式LINEアカウントにて案内予定。

期間限定ポップアップ ブティック
会期:4月11日(木)~4月21日(日)
会場:東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル1階 マルキューブ(MARUCUBE)
営)11:00~19:00
※営業時間は変更になる可能性あり。
詳しくはマルキューブ(MARUCUBE)公式サイトにて要確認。
※混雑状況によっては、人数制限あり。
●問い合わせ先:
ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク
0120-10-1906(フリーダイヤル)
www.vancleefarpels.com

photography: Ayumu Yoshida styling: Tomoko Iijima hair: Koichi Nishimura (Vow Vow) makeup: Kie Kiyohara (Beauty Direction) text:Keiko Homma (2/3ページ) editing: Mami Aiko

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