「表参道ガーデンブティック」で見つける、「ヴァン クリーフ&アーペル」の5つの魅力。
Jewelry 2024.10.31
表参道に誕生した「ヴァン クリーフ&アーペル 表参道ガーデンブティック」。まるで絵本の中に迷い込んだようなポエティックな世界観で、幸運を呼ぶ「アルハンブラ」の魅力を堪能して。
1. Poetic Vision of Life/ポエティックな世界観
花々が咲き乱れ、蝶や妖精が舞う、夢の世界。数あるジュエラーの中でもヴァン クリーフ&アーペルのクリエイションからは、メゾンが長い歴史の中で大切に受け継いできた物語や詩情あふれる世界が伝わってくる。ここ、表参道のガーデンブティックではフランス人とトルコ人のディレクターコンビであるビュルキュ&ジョフレが、幸運のシンボル「アルハンブラ」の世界をポエティックでプレイフルなビジュアルで表現。まるでおとぎ話の主人公になったような気分で楽しみたい。
2. A Tale of Good Fortune/アルハンブラ、幸運の物語
1968年に最初に誕生した「アルハンブラ」は、ゴールドのロングネックレス。四つ葉のクローバーからインスピレーションを得た唯一無二のモチーフの周囲をゴールドビーズで縁取ったデザインは現在に至るまで愛され続け、「ヴィンテージ アルハンブラ」としてコレクションの要となっている。その後、さまざまなカラーの希少なストーンをあしらったラインナップが次々と登場。さらにポリッシュ仕上げを施したストーンの立体感のあるフォルムが魅力の「ピュア アルハンブラ」や、モチーフをオープンワークで象った「ビザンチン アルハンブラ」、大小のモチーフのコントラストが楽しい「マジック アルハンブラ」など、デザインのバリエーションも拡大。新作がお目見えするたびにファンの心をときめかせながら、コレクションは進化を続けている。
---fadeinpager---
3. Lucky Motif/幸運を呼ぶモチーフ
アルフレッド・ヴァン クリーフとエステル・アーペルの幸福な結婚により誕生したメゾン、ヴァン クリーフ&アーペル。エステルの甥にあたるジャック・アーペルは、自宅の裏庭で四つ葉のクローバーを見つけては、"常に希望を持ち続けよう"と謡う詩を添えて同僚に贈っていたという。表参道ガーデンブティックの2階には1930年代からメゾンが創造してきた四つ葉のクローバーをモチーフとしたジュエリーのプロダクトカードも展示され、アルハンブラ誕生に至る幸運の物語の変遷を知ることもできる。「幸運になりたければ、幸運を信じなさい」というジャック・アーペルの口癖は、創業以来変わることのないヴァン クリーフ&アーペルの価値観そのもの。そしてアルハンブラは、誕生から半世紀以上を経たいまなお、幸運モチーフのジュエリーとして世界中で愛され続けている。
4. Savoire-Faire/受け継がれるサヴォアフェール
「アルハンブラ」のジュエリーには、ハイジュエリーメゾンが培ってきたさまざまな技法や知見が注ぎ込まれている。ひとつのジュエリーが完成するまでには宝石細工職人、宝飾職人、石留め職人、研磨師と、卓越した技術をもつ多くのプロフェショナルが携わり、およそ15の工程をバトンを渡すように技を繋ぎながら仕上げていく。表参道ガーデンブティックの2階では夜の森の一角にディスプレイされたモニターでアルハンブラのジュエリーの制作風景を見ることができる。造り手たちの技と情熱に触れることできっと、幸運のモチーフへの愛着が深まるはずだ。
---fadeinpager---
5. Endless Love for Nature/自然への尽きぬ愛
ヴァン クリーフ&アーペルにとって自然は、尽きることのないインスピレーションの源。アルハンブラの物語へと繋がる四つ葉のクローバーはもとより、花に蝶、小鳥に動物など、自然の生命力や四季のリズムを鮮やかな色彩の貴石で表現し続けてきた。遊び心あふれる自然の描写に息を吹き込んだ表参道ガーデンブティックのアートワークもまた、ヴァン クリーフ&アーペルによる自然への賛美のかたち。都会の喧騒を忘れてその世界に没入すれば、自然界のモチーフたちが幸運を運んできてくれるかもしれない。
表参道ガーデンブティックでも出合えるアルハンブラの新作
2024年秋のアルハンブラ コレクションの新作は、ギヨシエ彫りを施したイエローゴールドのまばゆい反射とブルーアゲートの色合いが調和したジュエリー&ウオッチ。カルセドニーの一種であるブルーアゲートは、均一な質感、鮮やかな色味、美しい光沢の素材を選び抜かれ、ゴールドビーズの縁取りが施される。伝統、職人技、そして作り手の愛があふれるアルハンブラコレクション。進化し続けるこの魅力を体感し、自分だけの幸運のモチーフを見つけて。
ヴァン クリーフ&アーペル 表参道ガーデンブティック
東京都渋谷区神宮前5-11-5
03-6712-6295
営)11:00~19:00 不定休
問い合わせ先:
ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク
0120-10-1906(フリーダイヤル)
https://www.vancleefarpels.com/
photography: Mitsugu Uehara, text: Tomoko Shimizui