アートやカフェも話題、ティファニー 銀座の青の空間を紐解く。
Jewelry 2026.01.23
銀座の街並みに溶け込む、ブルーガラスの建築。その扉の先に広がるのは、ジュエリーショップの枠を超えたアートとカルチャーの世界だ。昨
アートと対話する、ティファニーの青の空間。

流れる波の景色を連想させるブルーのガラスに包まれた建物、ティファニー 銀座。自然美と伝統を表現したニューヨーク本店のデザインコンセプトを反映し、アジア最大級の旗艦店として今夏オープンした。
1837年の創業以来、アーティストの創作活動を支援するなど芸術と深い繋がりをもつティファニー。ジュエリーやウォッチなど多彩に揃う5フロアの本ブティックには、ダミアン・ハーストやアンディ・ウォーホルなど世界的に有名な約50点ものアート作品が展示されている。ティファニー ブルーを基調としたインテリアやオブジェなど、ブランドの世界観を体感できるキュレーションは、建築家ピーター・マリノが手がけた。100年以上前に制作されたランプや懐中時計といった、歴史と職人技を物語る貴重なアーカイブピースの展示も見逃せない。
4階のブルー ボックス カフェでは和の食材を取り入れたメニューやアフタヌーンティーも大人気。予約がおすすめ。(03-5005-0107)
ホームコレクションが充実した4階には、日本初上陸のカフェ、ブルー ボックス カフェを併設。国内外から評価が高い日本人シェフ、庄司夏子が全メニューを監修する。なかでも朝食「Breakfast at Tiffany」(¥9,000)は、メニュー名から連想されるとおりの名作のヒロイン気分に浸れるゴージャス感。
私たちの創造性を開かせてくれる文化拠点となる新感覚のショップ、ぜひ足を運んでほしい。
B1 floor
プライベート感あふれる落ち着いた空間には、ダイヤモンド ジュエリーがラインナップ。

ピーター・マリノによるオードリーの肖像
名作映画『ティファニーで朝食を』のヘプバーンの出演シーンに、青のペイントを重ねた。
1st floor
WORLD OF TIFFANYと称された1階では、ダイヤモンドと代表的なコレクションが集結。

ダミアン・ハーストのブルーの蝶
現代美術家のマスターピースの蝶モチーフを、ティファニーブルーで表現。『Tiffany Superb』
2nd floor
デザイナーコレクションのほか、ブランドの時計製作の技術力が垣間見られるウォッチ ギャラリーを併設。
アメリカンポップを体感できるフロア
ジュエリーを選びながらアートが鑑賞できる店内。アンディ・ウォーホルによる『Double Elvis(Ferus Type)』
ドナルド・ジャッドの光の彫刻
ドローイングだけでなく立体作品も充実。光を放つ本作はミニマルアートの先駆者による。
3rd floor
ブライダルコレクションのほか、ハイジュエリーサロンやデザイナー、ジャン・シュランバージェ作品のショーケースも。

サラ・ジーによるミクストメディア
異素材を組み合わせ視覚芸術を生み出すジー。油彩と紙、木材などをミックスした作品『Swoon』

インテリアが異なる VICルーム
それぞれデザインが楽しめるプライベートルーム。新進気鋭作家や日本人アーティストによる作品も。
4th floor
贈り物選びに最適なホームコレクションが揃う空間に、テラス付きの広々としたブルー ボックス カフェが隣接。

サラ・チャールズワースの見る世界
多層的な意味を込めるコンセプチュアルアート。ガラスのゴブレットと球体の写真。『Available Light』

ロー・エスリッジのアート写真
親密な日常風景をファインアートへと昇華、アメリカ人作家による『Silver Plate with Ice Cream』
*「フィガロジャポン」2026年1月号より抜粋
editing: Shino Sakurai photography: Tomoyuki Kusunose, Raphael Olivier, ©Tiffany




