縫い物や編み物を、機械を使わず針と手でやろうとすると、非常に長い時間がかかります。
ミシンで縫えばすぐに完成するものを、あえて何時間もかけて手縫いすることに意味はあるでしょうか。
その作業、その手順にどんな意味を見いだすかは、人それぞれです。
早く終われば早く終わるほどいい、という価値観がある一方で、時間をかけてでも自分の手でやってみたい、という好奇心が存在します。
この時期は、人間の身体のスピード感で物事を進めたい感じがあるかもしれません。
あえて歩いてみたい、あえて手でこねてみたい、という思いが湧き上がるかもしれません。
それにかかる時間は、決して無駄ではありません。
少なくとも今は、その時間こそがずっしりと充実するようです。
身体や心とじっくり語り合う、貴重な時間を持てそうです。




