「考えること」も、貴方にとっては多分「楽しいこと」なのではないでしょうか。この時期、貴方は楽しいこと、味わい深いこと、夢中になれることに囲まれているように見えます。たとえば「楽しむこと」には、「目指すべき出口」は本当はありません。たとえば、ゲームは勝利やエンディングを目指してやるものですが、終わればいい、勝てばいいというものではないはずです。楽しさはあくまで「取り組んでいる最中」にあります。この時期は特に、物事の「出口を目指す」ことが楽しかったとしても、「出口にいたることそのもの」には、たいして意味がないようです。あくまで「途中経過」の中に、たくさんの意味や価値が詰まっているのです。
旅の最終的な目的地は「自宅」ですが、早く自宅に着くのが「イイ旅」ではありません。それにも似て、今は「ゴールに着く」ことを中心的なテーマに据える必要はありません。そのプロセスがどうすれば「イイ旅」になるのか、答えは常に「今、目の前」にあります。緻密に組まれた旅程を段取りどおりにこなすことも、短時間にできるだけたくさんのスポットを回ることも、多分、それ自体が旅の楽しさや喜びをつくるものではないはずです。




