石井ゆかりの星占い

2023/3/20 - 3/26

みずがめ座

みずがめ座

1.20 - 2.18

どんどん調整できます。最初に出されてくる条件や組み合わせは、すべて「たたき台」だと捉えてOKです。たたき台は意見を出してもらうためにあるもので、決して「天から降ってきた絶対的な変えられないもの」ではありません。世の中のルールもみんな、もとを正せば人間同士で話し合って決めたものなのです。決まったことを守るのは確かに大事なことですが、それ以上に「それは自分と同じ、人間が決めたことである」ということのほうが大切なのだろうと思うのです。
水瓶座は道徳や正義、平等公平といったことに非常に敏感で、論理的に正しくあろうとする人の多い星座です。ゆえに時折「杓子定規」になりがちなのですが、杓子も定規も人が決めたものであり、同じ人間が「それでは間尺に合わぬ」となったならば相談の余地があるのです。
今週は特に、交渉し、相談し、調整する余地がたくさんあります。さらに言えば、相談のために話しかけ話を聞いたというそのことが、ひとつの「出会い」に繋がっていく可能性があります。提示されたものをただ受け入れるだけではコミュニケーションは成立しませんが、「ちょっと変えられませんか?」と話しかけた瞬間、対話が始まり、その向こうに「関わり」の世界が広がります。

真面目すぎて「サイズの合わない靴に足をムリヤリ押し込む」ような生き方を選択しがちな人も多い世の中ですが、「別のサイズはありませんか?」と聞いてみるだけで、世界が変わる可能性があります。今週はそうした可能性が広がりやすい、開かれた時間であるようです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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