どんどん調整できます。最初に出されてくる条件や組み合わせは、すべて「たたき台」だと捉えてOKです。たたき台は意見を出してもらうためにあるもので、決して「天から降ってきた絶対的な変えられないもの」ではありません。世の中のルールもみんな、もとを正せば人間同士で話し合って決めたものなのです。決まったことを守るのは確かに大事なことですが、それ以上に「それは自分と同じ、人間が決めたことである」ということのほうが大切なのだろうと思うのです。
水瓶座は道徳や正義、平等公平といったことに非常に敏感で、論理的に正しくあろうとする人の多い星座です。ゆえに時折「杓子定規」になりがちなのですが、杓子も定規も人が決めたものであり、同じ人間が「それでは間尺に合わぬ」となったならば相談の余地があるのです。
今週は特に、交渉し、相談し、調整する余地がたくさんあります。さらに言えば、相談のために話しかけ話を聞いたというそのことが、ひとつの「出会い」に繋がっていく可能性があります。提示されたものをただ受け入れるだけではコミュニケーションは成立しませんが、「ちょっと変えられませんか?」と話しかけた瞬間、対話が始まり、その向こうに「関わり」の世界が広がります。
真面目すぎて「サイズの合わない靴に足をムリヤリ押し込む」ような生き方を選択しがちな人も多い世の中ですが、「別のサイズはありませんか?」と聞いてみるだけで、世界が変わる可能性があります。今週はそうした可能性が広がりやすい、開かれた時間であるようです。