石井ゆかりの星占い

2023/6/26 - 7/2

みずがめ座

みずがめ座

1.20 - 2.18

引き続き、熱い人間関係の中にあります。そして、たくさんの「調整」が続いているのではないかと思います。客観性と公平性を尊び、「自分語り」を嫌う傾向のある水瓶座の人々ですが、この時期は特に「自分の話」をしなければならないようです。伝えておくべき条件、感情、本音が、たくさんあるのです。「客観的に考えて、こんな情報は相手に必要ないだろう」などと事前にフィルタリングすると、いちばん大事なコミュニケーションが抜け落ちてしまうかもしれません。箇条書きのようにではなく、物語のように語って初めて伝わることもあります。

相手の気持ちや考えを「先回り」して考えがちな人も、世の中にはたくさんいます。「相手はどうせ、こう思うだろう」「こんな話をしても、興味がないだろう」「言っても無駄だ」など、あらかじめ相手の反応を想像して、自分の話自体を変えてしまうのです。でも、この時期はそうした「先回り」したい気持ちをあえて、抑えてみることが肝要です。それはすなわち、相手を信頼することに繋がります。相手の人間性の厚み、懐の深さを信じられれば、自分の話を端折らずにいられる、ということなのだろうと思います。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



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