じっと立ち止まって考えて、何のアイデアも出ない時、少し歩き回ったり、別の作業をしたりすると、突然ぱっと考えが浮かぶことがあります。また、全然やる気が出ない時でも、「とにかく少しでも手を動かす」ことをしてみると、意外に前進できることがあります。
私たちは「動機」があって、そのあとに「行動」があると感じていますが、実際にはまず「動き」があって、そのあとから「気持ち」がついてくる、ということがかなり多いのではないかと思います。イヤイヤでもいいからやる、1分でもいいからやる、といった方針が時々功を奏するのは、そういうことです。動いてみたら気持ちも乗ってくるのです。
この時期は特に、そんなところがあるかもしれません。考えがまとまるのを待つよりも、とりあえず行き当たりばったりにアクションしてみるのがあっています。闇雲に散歩に出た先で、探していたものがいきなり見つかるかもしれません。