「宿題として、持ち帰る」。たとえばそんな場面が多くなるかもしれません。年末は多くの人が「今年のことは今年中に片付けてしまいたい！」と考えますが、今年に限っては「無理をせず、持ち越せるものは持ち越そう」という判断が妥当のようです。宿題を持ち帰ったまま年を越すのは気が重い、という人もいるかもしれませんが、年末年始の「台風の目」のような時間の中で、今まで浮かばなかった妙案を思いつく可能性もあります。時間は、今は貴方を追いかけるモンスターではなく、頼もしい味方です。

「やるべきこと」の真っ只中で、なかなか自分の満足や楽しみに意識を向けることが難しいかもしれませんが、今は是非とも「自分の満足や楽しみ」を見失わないでいたいところです。義務も責任も、この時期は貴方のセンスや喜びと、切っても切れないところにあるからです。たとえば、楽しそうに仕事をしている人は、しばしば深く信頼されます。嫌々やっているように見える人は、なかなか信を置けないものです。今はそのような部分に、スポットライトが当たっているのです。