5月からの熱い多忙期が、今週に入る頃に一段落します。プレッシャーやストレスから解放され、肩の力を抜くことができます。視野が広がり、いろいろな計画が立ち上がり始めます。
今週は、損得や個人的な成果にまつわることが、ほとんど視界に入らないかもしれません。「自分自身のため」「自分個人への評価のため」に取り組む活動がほとんど、後回しになるのです。一方で「世のため人のため」「遠い未来のため」「大切な誰かのため」の取り組みにエネルギーを注ぎ込むことになります。目線がすべて「自分」ではなく「外界」に向かうのです。
自分がやっていることが本当に「他者や世の中のため」になっているのか。ささやかでも、なんらかの良い影響を生み出しているのか。これを判断するのは、非常に難しいことです。でも、もしかすると今週のどこかで、誰かから感謝されたり、あるいは自分の行動の結果として、何かが改善されたりしているのに気付かされたりするかもしれません。