たとえば、ちょっとびっくりするような提案やオファーを受けることになるかもしれません。でも、次の瞬間に驚いているのはきっと、オファーをくれた当の相手です。半ば挑戦的に「こんなことできますか?」と聞かれて、「はい、それに、もっとスゴイこともできますよ!」と返せるのです。相手が貴方に与えようとした刺激より、貴方がそれに返すものの刺激のほうが、きっと、スケールが大きいのです。「こんなものを2、3個作れますか?」「はい、100個でも作れますし、すでにこんなのがありますよ!」といったやり取りの中で、話のスケールがさらに拡大していきます。
自分の中にさまざまなアイデアがあっても、それを打ち出す場がなければ、アイデアは眠ったままになります。今週は貴方がかねてから眠らせてきたアイデアを、揺り起こすような出来事が起こりそうなのです。相手が想定していることよりも、貴方があたためてきたアイデアのほうが、はるかに強力で、刺激的なのだと思います。