愛や情熱をもって、人と相対していく時です。
「気持ち」のやり取りがないと、今は何の約束も成立しないようです。
ただリクツだけの応対では、話が進展しないのです。
感情は非合理で厄介で、不要なもの、と考えてしまうと、今の「流れ」がせき止められます。
こちらで相手の熱量や情愛を受け取ってはじめて、相手の側でも「受け取る体制」がととのいます。
たとえば呼吸をするには、吐いて、吸って、吐いて、吸います。
この順番やボリュームが狂うと、過呼吸等の問題となります。
今の人間関係においては、感情についても、それが必要なのです。
豊かなコミュニケーションに包まれる時期ですが、多分「用件」以外の枝葉の部分が、今はとても重要です。
「話さなければならないこと」以外のことこそ、実はいちばん「話さなければならないこと」なのかもしれません。