厚みのある、濃いコミュニケーションの中にあります。
語るべきことがたくさんありますし、聞くべきことも多くあるようです。
この時期は「歩み寄り」はおそらく、最小限でいいのかもしれません。
妥協点を探るのはいちばん最後でよく、今はまだ、お互いの意向を「出し切る」ことが必要なのだと思うのです。
言いたいことを全部言い切らないまま、落としどころを探そうとする人は少なくありません。
摩擦や衝突を怖れるあまり、先回りして結論を探そうとしたり、「自分さえ黙っていればいいのだ」と考えたりする人もいます。
でも、今はそれではたぶん、うまくいきません。
お互いにすべて出し切って、そのあとで、最大限に自分の意向を通そうとするほうが、最終的にいい場所に辿り着けます。
このプロセスはまだまだ途中で、最終的な着地点は4月半ば頃に見つかるか、または年の後半に到着する可能性もあります。
諦めずに語り、粘り強く聞く時間が続いています。
それはたぶん、「人間を諦めない」ということに通じるのかもしれません。