石井ゆかりの星占い

2022/12/12 - 12/18

ふたご座

ふたご座

5.21 - 6.21

この時期、人が出してくる「なぞなぞ」のようなものは、そう簡単には解けません。相手も、「すぐに解いて欲しい」とは思っていないはずです。なぞなぞ自体を解くことよりも、今は「その人と、同じなぞなぞを一緒に考えている」ということ自体が大事なのです。「なんだろうね、うーん、うーん」と一緒に唸っていることこそが、今いちばん重要なのです。

もちろん、今の貴方はただ唸っているだけでなく、ひたすらアクティブに活動を続けていると思います。ただ、その活動は人からの影響をあちこちで受けて直線的には進みません。こっちにぶつかって曲がり、あっちに当たって逸れて、ぐねぐねと曲がりくねりながら進むことになります。これもまた上記の「なぞなぞ」のひとつと言えます。そうやって影響を受け取って変えてゆくこと自体が、今とても大事なコミュニケーション手段となっているのです。「変わった」ということは「受け取った」ということで、すなわち「気持ちや意図が通じた」ことを意味します。変化によって伝わることがさらに相手をも変化させていく、「変化のラリー」の時間帯です。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



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