「掘り下げる」感じがあるかもしれません。どんどん掘って、掘って、ずっと深いところまで精力的に掘り進んで、金鉱とかダイヤモンドの鉱脈のようなものを見つけられる時なのです。ほかの人が表面的な事で満足してしまうような場面でも、立ち止まってぐっと踏み込めます。あるいは、普段目を向けない所、光の当たらない暗がり、目立たない人がいる場所などに意識的に光を当てることで、価値あるものが見つかります。
人間は目立つものやキラキラしたものにばかり注目してしまいがちですが、今週はその後ろ、その影、その反対側、その裏側に何かがあります。家の中とか自室、記憶の中に何かがあります。新しいものを探しているけれどなかなか見つからない、という人は、「まだ探していない場所」がごく身近にあると仮定して、よく探してみていただきたいと思います。「こんなところには絶対にない」と思った場所に、それがあります。