たいていのことには、「ステップ」があります。実現のための手順があるのです。料理を作る時のように、まず最初にやることがあり、その次の手順に進み、と、ひとつひとつ段階を踏みます。この手順を飛ばしてしまうと、想定したのとは似ても似つかないものが出来上がったりします。
たとえば目玉焼きのように、手順がとてもシンプルなものもあれば、キルトのベッドカバーを手縫いする、といった、時間がかかる手順もあります。さらに、似たような手順を重ねていくのではなく、山に行って枝を切り出し、砕き、水にさらし、といった具合に、ひとつひとつの手順がユニークな場合もあります。
「やりたい」と思うことがあっても、想定される手順が長すぎると、「どうせできないだろう」「むずかしすぎる」「時間がかかりすぎて面倒くさい」などと、諦めてしまいたくなります。でも、今週、貴方はなんらかの欲望に基づいて、長い手順を踏み始めます。
今週貴方がスタートさせることは、「賭け」の部分がかなり少ないようです。「できるかどうかわからない」リスクがかなり低く、手順をしっかり踏んでいけば、かなり高い確率で成し遂げられることなのだと思います。