「旅熱」が高まりそうです。「ここではないどこかへ行きたい！」という思いが湧き上がり、すぐ出発する人もいるかもしれません。あるいは、さすがにすぐ旅に出ることはできないけれど、夏休みや冬休みに「どこに行こうか」とプランを練り始める人も多そうです。旅は、いつでも行けるような気がしますが、「行きたくなったらすぐに行けるというわけではない」ということがここ数年、かなり切実な問題となりました。災害や感染症、紛争など、「いきなりどこにも行けなくなる」状況は、いつでも起こりうるのです。ゆえに、できるだけ「行ける時に行っておく」という方針が多分、正しいのだと思います。

人の「自由度」の考え方はさまざまです。同じ状況を生きていても、より自由に生きている人もいれば、ごく狭い世界に自分を縛り付けてしまう人もいます。この時期、貴方は自分の「自由度」について見つめ直し、より自由な生き方を再編することができるかもしれません。その延長線上に、冒険旅行があるようです。