少し前に自分で語ったこと、決めたことについて「あれはやっぱり、ちょっと違ったかも」と思えることがあります。ですが心の中で「間違い」に気付いても、特に大きな問題がなければ、心の中で理由をつけて、「スルー」してしまいたいのが人情です。
でも、少なくとも今だけは、「スルー」するのはちょっと危険かもしれません。なぜなら、このタイミングで気付いた「間違い」は、訂正しない場合、予想しない未来に繋がっていく気配があるからです。知識の間違いだけでなく、人の気持ちの取り違えとか、自分自身の気持ちへの誤解などもそうです。一度「はい、そうしましょう」と言ってしまってから、後で「やっぱりできないかも!」となった時、自分をごまかしてそのままにしておくと、あとで「あの時、撤回すればよかった!」という展開になりやすいのです。訂正も、撤回も、修正も、自分の心の納得ができていれば、恥ずかしいことではありません。多少周囲に迷惑をかけることであっても、勇気を出して「納得の道」を選びたい時です。