どちらかといえばこのところ、どっしりゆったりした、「動きの少ない」雰囲気に包まれていたかもしれません。それが今週からは、どんどん「動く」時間にシフトし始めます。ずっとデスクワークをしていたのが、今週からは外回りを始める、といった展開になるのかもしれません。ずっと家事に集中し、あるいは家族の中のやり取りに注力していたのが、今週からは不思議と外部の人々と連絡を取り合う機会が増える、といったことになるのかもしれません。
とはいえ、この時期の「動き」は、どかーんと大きなものではなく、どちらかといえば「ちょこまか」しているかもしれません。狭い範囲であちこち飛び回り、出たと思ったらすぐ帰ってきてまた出て行く、といった小さな動きの集積になりやすいのではないかと思います。でも、それらの動きの内包するものは、決して小さくはありません。むしろ、この小さな動きが全体としてまとまって、来年以降の大きなプランが形成されていきます。
今年トライしてきたことが、だんだんと自分の手の中に収まるスケールから、もっと大きなスケールのテーマへと発展します。であれば、「自分の手」以外の力を集めて、より大きなテーマに立ち向かえる体制を作る必要があります。おそらく、この時期の「小さな動きの集積」は、来年以降の大スケールのテーマを扱える「大きな手」を作るために必須の作業なのかもしれません。