「運用」という言葉は、とても広く使われます。「運用でカバー」「資金運用」など、同じ言葉でも使われる文脈によって、大きく意味が異なります。ただ、共通しているのは、それが「現実はどうなるかわからない部分を含んでいるが、そのどうなるかわからない部分に、現実の中でコミットしていく」というのが「運用」なのだろうと思います。運用の「運」は、「運勢」の「運」ですが、「用」は「用いる」「用を足す」の「用」なのです。「運」はコントロールしにくいなりゆきを、後者はこちらからの働きかけや才覚、算段を感じさせます。
今週はその意味で、いろいろ「運用」できることがある時です。未知のもの、不確かなもの、自分の意向ではどうにもならないことが向こうからやってきて、それをうまく受け取ったり捌いたりすることで、最終的に自分の利益にできることが多いのです。利益だけでなく、愛情や信頼などが手に入る可能性もあります。
ここで大事なことは、「全部コントロールしよう!」としないことなのだろうと思います。まずコントロール不能のことがある、ということからスタートする時、うまい運用の方法が見つかるはずです。




