「自分を通す」「自己流を貫く」「一貫性を大事にする」ことは、この時期はあまり意味がないかもしれません。むしろ「状況によってブレブレ」「相手によってブレブレ」のほうが、この時期にはフィットしています。ぐにゃぐにゃしたスタンスの方が、この時期の流れをうまく掴めます。「いつもとぜんぜんちがう!」と周囲にツッコまれるくらいで、今は丁度いいのです。
人のやり方を真似たり、人のやり方に従ったりすることが、今はとても役に立ちます。「普通はこうだ」「自分はこういう人間だ」など、自分の側に基準を持ってきてしまうと、とたんに動きにくくなるのです。ふわふわと形のない自分をイメージし、その場その場の型にはまってみることで、多くを学べます。そうしたとしても、「飲み込まれてしまう」「完全に染まってしまう」ことにはなりません。あとでちゃんと、自分軸に立ち戻れます。外から見るだけでなく「自分も実際にその内側に立ってみる」ことで、新たな客観のものさしを得られる時です。